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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第二部
3/160

彼は、なぜ英語が嫌いなのか?

なし

英語が


だああああああいっきらいっ。


なのは・・・


ひとえに

中学校担任の影響が

大きいと思う。


中1の担任は、

吉原ていちゃー、国語教師。


温厚な先生だった。

今、思えば、


日本語は先生のために

あるようなものに思えた。


会ったことはないが

夏目漱石か。


わたしは

その後、

大学までいったが、

あのような温厚な先生に

お会いしたことはない。



とつとつと、


語っていた。


特に、

昔のやつ。


そうか古典か。


なんだか忘れたが、

「徒然草」だかなんだか、


吉原先生は

とても冴えていた。

というか・・・


こちらが

はじめてだったので衝撃だった。


先生は、授業で問うた。


「佐藤君、おかしという古語の意味がわかりますか。」


おやつだと思った。


佐藤君の家は、

開業医で、

万事そつなく、

クラスの人気者。


その彼が立ち上がって

発言した。


「趣きがあることです。」


そう言った時、


いったい。何をこの人は、言っているのか。


と思った。


私が理解していなかったんでしょう。


そして、吉原先生が


優しくうなずきながら、


「正解です。

 よく勉強していますね。」


と言った時、驚いた。


本当に本当におどりゃったっ。


おったまげた。とも言う。

どこの方言ですかいっ。(笑)



なし

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