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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
27/160

友だちごっこ

なし

起きるとバスは止まっていた。


誰もいない


はっとするが


どうやら休憩のようだ


よしおのいびきが

最後尾まで聞こえてくる


みんな青空の下


湖畔で戯れている


遠くに名のある

山が見える


歓声をあげ

しきりにデジカメで

写真を撮る集団


お互いに撮り合い

仲間意識を

作っている


偽りの時間


友だちごっこの

はじまり


ふと見ると

それらの輪にそまらず


ベンチで座って


はぐれているものをいる


何かのポーズか


誰も声をかけなくても


動じない


すがすがしさを感じる


一人を楽しんでいるのが

伝わる


すごい


感心した


誰も氣づかない


心の強い

芯がある


窓からしばし眺める


もしかしたら

観察していたのかも

しれない


身長は高め175cmくらいか

もしかしたら180はあるか


すらりとした姿勢

優雅な横顔


知的な漂い

目鼻立ちはっきり


日本人でないような

感じもする

ハーフか


オーラがでるのではく

自然な感じが素敵だ。


つかのま

ぼんやりしていると


時間なのか

三々五々

皆がバスに乗り込んでくる


何事もなく出発

私には何かあった。

なし

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