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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第五部
140/160

都はるみ

なし

オハラ

映画をじっくり見ているのか

何も答えない


どんぐりも同じく


はっちゃき

続けて

「やっぱり

 あのホテル

 高いんでしょう」

「よく泊まれたね」


またしても映画のスクリーンを

見ながら

食べてはいないが

ポップコーンを

食べる感じに

自然に聞く


どんぐり

「うんまあ・・・・」


なんだか

語尾を濁している


なんだよ

何を隠している


やはり私たちに

言えないことなのか・・


はっちゃき

「よくばれなかったね」


どんぐり

観念したように


「まあしょうがない」

「悪いことはしているつもりは

 ないんだけど・・・」


幾分、弱氣な声。

そして次に

投げ捨てるように

「金は払った。問題はない」

やや投げやりな言葉。


・・・・・

金で解決か。

いつからその道にいったどんぐり

帰ってこい。


遠くで

演歌のフレーズ

「かえってこーいーよーーーー」

かなり

どんぐりとの

距離を感じた。


なし

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