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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第五部
117/160

室生犀星

なし

言っておくが

まだ7時少し過ぎ

それなのに

人がうじゃうじゃいる


はるか遠くだが

それはよくわかる

たくさんの人が

ゲート前の入り口にいる


びっくりした

今日は何度びっくりすればいいのだ


はっちゃき

つないだ手を一度はずして

額にかかった

髪の毛をはらう


払いながら

安心して

「ああよかった

 まだ人はいないよ」


おいおい

どこをどう見て

あれで人が

いないと人は言うのだろう

都会人はこれだから

困る


ふるさとは

遠くに

ありて

おもうもの

・・・


突然

室生犀星の句が

浮かぶ

なし

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