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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第五部
114/160

女子高生

なし

舞浜駅前の

柱から小走りで

こちらに向かう

少女

はっちゃき


ひらべったい

薄茶の靴で駆けてくる

見れば

めずらしい

はじめて

見た

・・・

といっても

まだ数回しか会っていないが

うす紺のなんだかふりふり

だがレースだがで

ひらひらのスカート

上は

チェックの

バーバリーみたいな

線が格子状に入っている

スマートな服

しゃれてるなあ


でも落ち着いているけど

ちょっと見は

女子高生


おいおい

俺でも分かる感じで

うっすらと化粧している

頬が薄くピンクだ

そして定番

真っ赤なしゅしゅ

ミニーだ


はっちゃき

ぶつかりそうな

勢いで

こちらに来る

私を抱きしめるように

して止まる

「よく来たよ」

あんたがよんだんだろ

言おうと思ったが

すこし

いい匂いがしたので

心の中でつぶやき

黙っていた


はっちゃき

自然に

私の手を取って

駅の向こう側に行く

というか

完全にはぐれると

思ったのだろう

なし

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