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風のグラスゴー  作者: 玲於奈
風のグラスゴー第四部
100/160

祝 祝 祝 100話 メガホン

なし

シルエットが

こちらに

来る


ああオハラか


ワイン大丈夫ですか


勝手に飲んだのに

オハラは親切だ


しばし

二人で黙る


あんまし

こういうシチュエーションは

経験がない


なんだか困る


どうしたもんか


オハラ

突然

私に

「私、元氣になります」

にっこりと

こちらを向いて言う

笑顔が

まぶしい

つい目線をそらす


でもそれを聞いて思った


そうだ

新しい生活だ。。。


改めて

入学前から

なにを自分はうじうじと

やっていたのだろう

恥ずかしい

穴があったらはいりたい

そんな氣持ち。


なんと言っていいか

わからないけど

無理矢理

「俺も元氣になる」

手でメガホンを作って

叫ぶ


あんまし突然

大きな声を出したので


オハラびっくり。

でも笑顔で

笑う


大きなこだまで

木から

鳥が羽ばたいて

いった


こうして

合宿は幕を閉じた



なし

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