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第78章 鬼

 ソウマの弟キョウが連れ攫われた場所を探すケント達は、何かに遭遇する。

 ケント達4人は、ソウマの弟キョウを探し出し、救出するため、足取りを追っていた。

「ケント、かつてお前のクラスメイトの弟が女になるのは本当か?」「そうだ。その話しは、ソウマから聞いた」「なるだけ、無事に見つかるといいけど」「心配ない。何と言っても、『勝利』の二文字は、俺達の言葉辞典にはある」「何よりも、団結することが一番」

ウォーカー親子からケント達に報告があった。

〈任務続行が決まった。吉浜ソウマは、我々聖騎士団が保護する。彼の弟を助け出すのだ〉

「そうか、ソウマ君が元気になったらいいな」と、ソフィアは言う。

 ケント達4人が、街道を歩いている矢先に、鬼に襲われている人を見た。

「大変だ、助けに行かないと」

大急ぎで襲われている人を助けるケント達は、鬼を倒す。

「大丈夫ですか?」

「君達のおかげで、助かった。ところで、君達は誰を探している?」

「ソウマの弟だが」

「その子を拐った魔物は恐らくここには来ていない。道案内するから、ついてきてくれ」

助け出した恩返しとして、キョウを拐った魔物が移動した所を見たと思われる道までケント達を案内した。

「ここらへんで、その子を拐った魔物を見ました。魔物が通った道は2つしか考えられません。今は誰も滅多に通ることのない曲がりくねった細道か、北側の大きな畦道です」

「こういう時は、手分けして探すとしよう。リドリー、サイラス、俺とソフィアは北へ行く。お前ら2人は向こうから回ってくれ」

「あぁ、そうする。サイラス、俺についてこい」

「フレイザー、無理すんなよ」

フレイザー兄妹は、北側の大きな畦道を進み、リドリーとサイラスは、曲がりくねった細道を通る。

 とある場所にて、地下牢に入れられたキョウが、「ううぅ……。どうして……? どうしてボクがこんなことになっちゃったんだ……? 兄様、助けてよ」と、泣き出していた。

隣の牢では、「うるさいぞ。泣くんじゃねぇ」と、キョウ以外に囚われの身になっている人がいました。

「どうせ俺らは、鬼になって、化け物に食われるだけだ」と、囚われの身になっている別の人が言いました。

「このガキは、災厄をもたらす存在だ。魔物に食われるまでは、一生ここから出られない」と、囚われの身になっている別の人からキョウは言われた。

 フレイザー兄妹は、畦道を歩いていると、「何だこれは?」と何かが落ちているのを見て拾いました。

「これは、ラジコンヘリ?」と、ケントが見たのは、壊れたラジコンヘリだった。

フレイザー兄妹の後を追いかけて来たソウマと合流する。

「ソウマ君、どうして来たの?」「そうだぞ、ソウマ、無理するな」「悪い悪い、俺も、キョウのことがほっとけないから」

「ん? ちょっと待て、誰かが怯えている」と、ケントが振り向くと、そこに4人の子供が怯えていたのです。

「これは、君達の?」と、ソフィアは、壊れたラジコンヘリを見せる。

子供はうなずく。

 キョウと同じように拐われた人を探している子供達を見つけたケント達は、行動を共にする。

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