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第68章 秘密を明かす時

 入団試験が終わり、ケント達が聖騎士になります。

 入団試験は、終了した。

試験に落ちた受験者は、聖騎士団総本山を去って行く。

 これから、聖騎士の洗礼を受ける儀式が行われる。

フレイザー兄妹を始め、13人の合格した受験者から、聖騎士の衣装が支給されることとのこと。

「ようやく、聖騎士になれたんだから、家族に会いたい」と、ケントは言う。

 コナーズ団長が来て、「これより、聖騎士として数多くの魔物と戦う使命を背負う者達に洗礼を」と言い、ケント達13人は聖騎士団に入団する。

洗礼の儀式が終わた後、そこにフレイザー兄妹は、同期の皆に言う。

「俺達兄妹の真の姿を皆に見せる」と、ケントは言う。

フレイザー兄妹は、マーサから貰った仮面を外し、聖騎士団入団試験までの経緯を話す。

「俺とソフィアは、聖騎士になるために色々と世話になったマーサの所に居候していた」と、一言言うケントであった。

 コナーズ団長は、「ん……? あの時の生徒の顔だ。君たちが試験中に現れた魔王を単独で倒したのは本当か?」と問いかける。

「はい」と、答えるフレイザー兄妹。

「皆の者聞くのだ。ここにいる兄妹は救世主として、選ばれた」と、コナーズ団長は、フレイザー兄妹が救世主であることを言う。

「それと、なぜこの仮面をしていたのだ?」「救世主であることを隠すためです」「俺達兄妹は、聖騎士になるために身分を隠してきた。救世主であるのが他の人に知られないように」と、兄妹は、説明する。

「いや……。君たち兄妹は救世主として、聖騎士団に入ることを歓迎する」と、お構いなしにコナーズ団長は、フレイザー兄妹を聖騎士として受け入れる。フレイザー兄妹が明かした秘密について、コナーズ団長は理解していた。

そこに十将や評議会が来て、「どういうことだ?」「この兄妹は聖騎士としての素質があるのか?」「団長、この兄妹は聖騎士には向かないのです」と、コナーズ団長に言ってきたのです。

「評議会が多数決で決めたのです。合格の取り消しを」と言いますが、「黙れ! 私がこの兄妹は救世主にふさわしいから聖騎士団に入ることを決めたことだ! 取り消しは出来ない。だから、私は、信用できない意見は受け入れない」と大きな怒鳴り声を出すコナーズ団長であった。

コナーズ団長は、信用できない決まり事や意見は力づくで反対する程厳しいのだ。

「気を取り直して、聖騎士の剣を握りたまえ」と、コナーズ団長はフレイザー兄妹に言う。

 フレイザー兄妹は、聖騎士の剣を握る。

「何かを感じる」と、ケントは言う。

聖騎士の剣は、属性に応じて刃の形と色が変わる剣である。

フレイザー兄妹が握った聖騎士の剣は炎のように燃え上がり光を放つ刃の形をしていた。

フレイザー兄妹は、ともに聖騎士になった仲間に自身の剣を見せた。

「フレイザー兄妹の剣は、救世主となった勇者ジギーに似ている」と、ブライアンは言う。

「さてさてと、団長から任務が言い渡されるまでは、聖騎士団総本山の敷地内を散策した方がいいだろう」と、ケント達は、散策することにした。

 聖騎士になったフレイザー兄妹は、家族に会うことを決意した。

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