表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/137

第1章 炎の痣

 炎の痣を持つ主人公は、不思議な力に目覚める前の物語。

 時は西暦2044年、世界は科学技術の進歩により、永遠の平和を誓って統一された。

町外れの山で、とある一家が住んでました。

その家族の名はフレイザー家。

 フレイザー家は、冒険好きな家族であり、山を降りては行ってみたい場所へ行ってみたり、一度行った場所へもう一度行きたい気分になったりと、子供の内に冒険心を身に付けることが、一家のお決まり事です。街の人達とも仲が良く、社会交流もありました。

そんなあるとき、一家はとある場所にて、母親であるヴァネッサが子供達にこんなことを言いました。

「知らない人には付いていってはいけないよ」

そう言うと、子供たちは。

「付いて行かないよ」 と、言いました。

 そのうちの一人の子供の名前は、ケント・フレイザーです。

ケントは、7人兄弟の長男で、家族思いの少年です。

ケントは、妹を探しに行ったのです。そんな時、妹が、ある人とぶつかってしまいましたが怪我はしませんでした。

妹を見つけたケントは。

「お母さん、見つけたよ」

家族全員が来て、母親が言いました。

「ケント、良い子ね」

ケントは、妹にこう言いました。

「知らない人には付いて行くなと、言ったのになぜここにいるんだ?」

下の兄弟達も言いました。

「お姉ちゃん」

彼女の名前は、ソフィア・フレイザーです。

ソフィアは、7人兄弟の第二子長女で、しっかり者の少女です。

ソフィアは、こんなことを言いました。

「付いていってないの。でも、この人知ってる。王女様よ」

彼女の言った通りです。

王女様は、名前を名乗りました。

「マリアンヌと、申します」

そう名乗ると、隣には彼女の兄である王子様がいました。

王子様は、名前を名乗りました。

「ユアンと、申します」

 そんな2人の前で、フレイザー一家は頭を下げると、マリアンヌ王女は、ソフィアの頭を撫でました。

ケントはうなずいて、「本当に、王族の方々と出逢えるとは、素晴らしいことだ」

ユアン王子は、ケントに近づいて、ケントの右の掌を見ました。

「この子には、炎の痣がある」

そう言うと、父親が、「何か関係がありますでしょうか」と問いかけると、王子はこう言ったのです。

「炎の痣は、伝説の勇者王ジギーの血筋を引く者の証」 と言いました。

その言葉を聞くと、ケントは、「勇者の末裔か、本当に存在しするんだ」

こうして、ケントは、冒険心に目覚め始めたのであった。

そして、マリアンヌ王女は、ソフィアに、ドレスとティアラをプレゼントしたのです。

ケントは、王族の方々にこう言いました。

「またいつか、出逢えることを信じています」

 王族との出逢いから物語が始まり、世界を救う冒険の始まりを告げる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ