断章 俺が救世主になった時
フレイザー兄妹の全てが、救世主となった時。
「大魔王め、覚悟しろ! 今度こそ……、今度こそ俺は……、お前を倒し、ここで長きに渡る因縁に決着を着ける時が来た」と、フレイザー兄妹と大魔王が対峙していた。
一進一退の激しい戦いが続き、「フヌハハハハハ。貴様ら、その程度の力か? この我を倒そうなど不可能よ」と、大魔王の攻撃がフレイザー兄妹を襲う。
「何という強さだ。だが、俺はここで倒れるわけにはいかない。最後の最後まで、希望がある限り」
「お兄ちゃん。私も同じよ」と、フレイザー兄妹は、命ある限り戦う。
「無駄な足掻きよ。全ての破滅を受けるがいい」と、大魔王は、世界を滅ぼそうとする。
それでも、フレイザー兄妹は、諦めることすら認めない。
「こうなったら、ロードバハムートの力を使う」と、ケントは聖剣ロードバハムートを、抜剣した。
「その聖剣は、ロードバハムート! おのれ、勇者ジギーの末裔め。よくも、忌々しき道具を我に見せつけるとは……」と、大魔王は、聖剣ロードバハムートを恐れた。
「これで、終わりだ」と、ケントは、大魔王に向って剣を振る。
そして、ケントは、「これは、俺が救世主になった時」と言い、物語の断片は消えた。
これは、どこにでもいるとある兄妹の物語である。
断章の内容は、完結までの伏線です。