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第29章 兄妹対決

 兄妹対決となった決勝戦、優勝するのはどっちだ?

 決勝戦が始まり、試合を見ている生徒達は、「ケントのやつ、本気で戦っているのか?」「それにしても、ソフィアが大変だ」と、会話を交わしています。

「どうしたソフィア。お前の戦うべき相手は、俺じゃないのか?」と、ケントは妹のソフィアに言い聞かせます。

「分かっているよ。お兄ちゃんと勝負したかった。私の戦うべき相手は、お兄ちゃんよ」と、ソフィアは言います。

 試合を見ている、先生方が、「ソフィアはこの試合勝てそうにない」と、言います。

先ほどのケントが出した必殺技を打ち消すかのように、ソフィアが出した必殺技「マジカルスターバレット」で使った指は、右の小指です。

ソフィアは、痛みをこらえて、(ここで倒れるわけにはいかない)と思い、必殺技「マジカルスターバレット」を構えます。

 ケントは、(同じ技を出すと思ったら大間違いだ)と思い、「今度はこの必殺技で行くぞ」と、言いながら、必殺技「水流波弾(すいりゅうはだん)」を出しました。

またしてもソフィアは、「マジカルスターバレット」で、防ぎます。

2回目も同じように、「水流波弾(すいりゅうはだん)」を出しても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

3回目も同じように、「水流波弾(すいりゅうはだん)」をだしても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

ケントの必殺技を3回も防いだソフィアは、右の薬指を痛めてしまいました。

ケントは、(くそー。別の技でも防がれたか)と、悔しい思いを出します。

ソフィアは、(お兄ちゃんの必殺技をあと24回防いだ時点で、勝てる見込みが無くなる)と、心の中で悟ったのであった。

 今度のケントは、必殺技「氷撃丸(ひょうげきがん)」を出します。

対してソフィアは、またしても「マジカルスターバレット」で、防ぎます。

2回目も同じように、「氷撃丸(ひょうげきがん)」を出しても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

3回目も同じように、「氷撃丸(ひょうげきがん)」を出しても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

またしても、ケントの必殺技を3回も防いだソフィアは、右の中指を痛めてしまいました。

実況室のカーロフ先生が、「なんてことだ。兄妹対決は、必殺技を出し合って消耗戦に持ち込もうとしているぞ」と、実況します。

 今度のケントは、必殺技「尖石柱投(せんせきちゅうとう)」を出します。

対してソフィアは、またしても「マジカルスターバレット」で、防ぎます。

2回目も同じように、「尖石柱投(せんせきちゅうとう)」を出しても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

3回目も同じように、「尖石柱投(せんせきちゅうとう)」を出しても、「マジカルスターバレット」で、防がれます。

またしても、ケントの必殺技を3回も防いだソフィアは、右人差し指を痛めてしまいました。

ソフィアは、(次のお兄ちゃんの必殺技を防ぐとき、親指を使った時点で右手は全滅する)と、心の中で悟ったのであった。

「まだ私は、諦めない」と、ソフィアはケントに向かって言ったのであった。

 次回、決着の行方が決まる。

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