第14章外伝 ソフィアの実力
誰も知らない、ケントの妹、ソフィアの実力。
決闘は、ケントの勝利で終わった。
ケントは、必殺技を決めると、クラスメイト達は、称賛するのに対して、他の学級からは、驚きを隠せずにいた。
そんなとき、ソフィアが手を挙げて、「私、決闘を申し込みます」と、言いました。
「本当に、出来るのか?」と、ケントは、妹のソフィアに言います。
「お兄ちゃん、私なら、出来るよ」と、ソフィアは自信満々です。
先生方は、「よろしいでしょう」と、申し込みを受け入れました。「それでは、フレイザーさん、対戦相手を選びたまえ」
ソフィアが、決闘相手を選びます。
「スチュアート君を選びます」と、指名します。
決闘開始。
ソフィアは、積極的に攻撃を仕掛けます。
それに対して、スチュアートは、反撃しますが、ソフィアは避けます。「クリスタル・スマッシュ」と、スチュアートの必殺技が来ます。
ソフィアは、スチュアートの攻撃を防ぐと、(いつまでも、逃げてばかりじゃダメだ。私には、まだ考えがある)と、脳裏に浮かび上がります。
攻撃態勢を取ると「バーニングスパイラル」と、ソフィアは、必殺技を繰り出します。
先生方は、「なんだこれは、すごい力だ」と、驚きを隠せません。
更には、「マジカルスターバレット」と、必殺技を出します。
ソフィアの実力に驚いたスチュアートは、腰を抜かして、「参った」と、降参しました。
フレイザー兄妹は、クラスメイトから、称賛されました。
「まさか、そんなに凄いとは、考えてなかったな」「やれば、出来るじゃねーか」
まさにその通り、兄妹の実力は、誰にも止められないほどの強さを見せました。
その後、スチュアートが兄弟の所に来て、「ケント君、君たち兄妹は、すごいことができるね」と、兄妹を称賛する。
「これも、強さを求めることの一つさ」「そうよ。お兄ちゃんも私も、勇者の血筋を引いているから」
フレイザー兄妹は、学校生活で、大事なことを学ぶであろう。




