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第14章 友情・努力・勝利

 ギネヴィアとの決闘に、果たしてケントは勝てるだろうか。

 未だに、ケントは、ギネヴィアに対して攻撃を仕掛けても、決まりません。

ギネヴィアは、(あたしがここで負けちゃったら、お姉ちゃん達の前で恥をかかされちゃう)と、思った。

「フリーズショット」と、ギネヴィアは必殺技を出して、反撃します。

ケントは、「反撃を仕掛けたな」と、言いました。

ギネヴィアの必殺技を、ケントは避けます。

ケントがギネヴィアの攻撃をよけ続け、隙を狙います。

 ところが、(攻撃体勢が、崩れてしまった。体勢を立て直して、もう一度攻撃を仕掛けるんだ)と、ケントは思った。

(よし、閃いた、この必殺技で行くぞ)と、ケントの脳裏に必殺技が、閃きました。

「地獄炎竜撃(じごくえんりゅうげき)」と、ケントは必殺技を、出しました。

説明しよう。

「地獄炎竜撃(じごくえんりゅうげき)」とは、炎を出して、気合いをためて放つ技である。放った炎が、竜の姿であることからこの必殺技の名前が付いたのである。

ギネヴィアは、熱さで、防御しても防ぎきれません。

遂に、ケントは必殺技で攻撃を決めました。

ギネヴィアは、腰を抜かしてしまいました。

 先生方が、「この勝負、ケント・フレイザーの勝利」と、ケントを称賛します。

ケントは、ギネヴィアの所へ寄ります。「お前は、弱くなんか無い。また、俺と対決したい場合は、もっと強くなれよ」

ケントは、ギネヴィアを立ち上がらせます。

ホーク先生は、「人のことを思う気遣い、これが友情。決して闘うことを諦めない心、これが努力。導き出した最後の切り札、これが、勝利」と、ケントの闘い方を分析したのでした。

 一方同じ時、学校の敷地外のとある場所。

「どうやら、あの少年は、強くなりつつあるようだな」と、バベルが言います。

「バベルよ、お前の手下は派遣できているか?」「勿論ですとも、大魔王の完全なる力が少しづつ戻っておられよう」「もし、同じしくじりをやってみろ、この私、タロットカード『魔術師』の魔王グラナード様が許しませんぞ」

タロットカード『魔術師』の魔王グラナード。この男は、かなり強い魔力で魔物を作り出すぞ。「グラナード殿、分かっておりますとも。それだけは勘弁してくだされ」「分かればそれでよい」

バベルは、士官養成学校に、勇者の末裔を倒すことを決意していたのであった。

 ケントは、決闘を終えると、「お疲れ様でした」と、挨拶を交わしたのだ。

1日の授業が終わり寮に戻ると、「今日は祝勝会だ」と、クラスメイト達は、フレイザー兄妹と、楽しい夕食を共にした。

そこに、ホーク先生が来て、「今日行った決闘は、これから先に行われる学校行事スポーツフェスの前哨戦に過ぎない」と、生徒達に、言いました。

「はい、これから先、努力を積み重ねます」と、ケントは、返事をしました。

ホーク先生は、「お前の実力、期待しているからな」と、言いました。

 友情、努力、勝利

ケントはこの学校に来てからは、初めての感じたのだ。

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