第10章 焔熱学級
士官養成学校の組分けが終わって、ついに教室に入る。
士官養成学校の入学式を終えた新入生達に、制服が支給されました。
士官養成学校の制服は、学級によって色が変わる。
焔熱学級は、制服の色が赤色になるのです。
冷結学級は、水色に変わり。
轟鳴学級は、紫色に変わり。
旋空学級は、緑色に変わり。
地岩学級は、灰色に変わり。
流水学級は、青色に変わり。
樹木学級は、茶色に変わり。
金鋼学級は、橙色に変わり。
輝閃学級は、黄色に変わり。
暗天学級は、黒色に変わり。
無個性学級は、白色となる。
校長先生は、新入生達にこんなことを言いました。
「えーと、君たち新入生は、これから四年間、この学校生活を送ることになります。卒業後制服は返却できません。卒業後も、大切に取って置いてください」
新入生達は、それぞれの学級に行きます。
「焔熱学級は、どんなところだろうか?」
「そうね。気になる」
焔熱学級の教室にに入るフレイザー兄妹であった。
教室に入ると、「えーと、席はここかな」と、兄妹は、席に座りました。
「やあやあ、これはこれは、フレイザー兄妹ではないか」「俺たちと同じ学級に入るとはね」「お前が、この学級に入ると、信じていたぜ」
「よろしくな」と、焔熱学級のクラスメイトが、言いました。
ケントは、「よろしくな」と、返事をしました。
学級の人数は24人で、男子は16人で、女子は8人でした。
そこへ、先生が来ました。
「この学級の担当になった、ゲイリー・ホークだ」と、先生は自己紹介を、しました。
「焔熱とは、熱血的で、勇敢な者が入る学級だ。いわば、火属性である」と、学級の説明をしました。
「ちなみに、この学校は全寮制だからな」
先生の説明によると、士官養成学校は、全寮制だった。
他学級の生徒にも説明をしていました。
学校の授業が、行われると24人のクラスメイトは、全力で体力測定をしました。
ケントは、クラスメイトの前で力を見せつけます。「これは、どうだ。どりゃーー!」
ケントには、人間とは思えないほどの体力を見せたのだ。
「お前は、普通の人間ではないな」と、先生は言います。「1000年前の勇者の血筋を引いているからなのでは?」と、ケントが、うなずく。「俺は、この学級の中では一番炎を操れる」と、ケントは豪語しました。
結果はを言うと、炎を操れることができるが、炎以外のものを出してしまいました。
「確かに、炎を操れることがで出来るようだな。それにしても、お前は炎以外のものも使えるとは、只者ではないようだ」と、先生は言います。さらに先生は、「お前の妹の方は、どうかな?」 と、言います。
「私、やってみるね」
ソフィアは、試してみた。
結果は、炎を操れることができた。さらには炎の使い方がケントより上でした。
ケントは、上には上がいることを思い知らされざるおえなかった。(ソフィアも、俺と同じ力が使えるとは)と、ケントは、思いました。
これから先、士官養成学校の行事を、初めて体験することを、兄妹は、知らされざるおえないことになるとは。
身体測定の後、授業科目の説明があることを、新入生達は、知らない。