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第4章 士官養成学校への道

 ケントは、妹のソフィアと共に士官養成学校の試験会場へ行く列車に乗ります。

 兄妹が山の麓を降りると、街の人たちは「ケント君だ」「何処へ行くのかしら?」と、ケントを見て言いました。

「すみません皆さん、これから士官養成学校に行くんで」と、ケントは街の人たちに言いました。

ケントは、妹のソフィアにマーサから貰ったマントを着せたので、こう言いました。

「妹は、光が苦手なので優しくしてください」

なぜなら、魔物体質だと、知られたら危害を加える危険性が、あるからです。

ですが、街の人たちはソフィアが魔物体質だろうが、そうでなかろうが、危害を加えることはありません。

「ソフィアちゃんは、魔物体質にしては、危害を加えそうな雰囲気じゃないから。私たちは、危害なんて加えないよ」と街の人達が、ケントに、言いました。

「士官養成学校は、ここから遠いけど大丈夫か?」と、街の人が言うと。

ケントは、「大丈夫だよ」と、言います。

「士官養成学校の試験日は2週間後だよ」と、街の人は言います。さらに、「列車に乗っていった方が良いぞ」と、言いました。

街の人達は、二人に資金を与えました。

ケントは、「ここから最寄り駅まで、どれくらい辿り着けるでしょうか?」と、言います。

「歩いていくと、1時間」と、街の人が答えます。

「危ないから、車で乗せせってあげる」と、街の人が言います。

「じゃあ、お願いします」と、ケントは言いました。

街の人が2人を車に乗せて行くと、駅に着きました。

兄妹は、車から降りて、挨拶をかわしました。

「それじゃ、行ってきます」

 改札口の駅員が、「士官養成学校に行くのですか?」と尋ねると、ケントは、「はい」と答えました。

「あなた方の、士官養成学校の最寄り駅行きの、切符を発行します。あと、試験を受けるには、紹介状が必要です」と、駅員が言います。

「しまった、紹介状が無い」と、ケントは慌ててしまった。

そこに、マーサが現れ、「紹介状はできた」と言って、二人に紹介状を渡します。

「マーサ」と、ケントは安心します。

マーサは、2人のために紹介状を発行したのです。

「ありがとう、マーサ」と、ケントが言うと。

マーサは、2人に感謝しながら、何処かへと去っていきました。

 ケントとソフィアが、待合室で列車を待っていると、待合室では、2人の男が来ました。

リドリーとサイラスです。

リドリーは、「試験を受けたいのか?」と、ケントに尋ねると、ケントは「そうだ」と、答えます。

サイラスは、「同じ目的で試験を受けることになるとはなあ」と、言います。

そして、士官養成学校の最寄り駅行きの列車が来ました。

「やっと来たようだ」と、ケントは言います。

ケント達4人が、列車に乗ります。

 15分後、出発の合図が鳴りました。

列車は、士官養成学校の最寄り駅へ向かって走り続けます。

列車内のアナウンスが聞こえます「本日もご乗車いただきまして、誠にありがとうございます」

士官養成学校の最寄り駅まで行く列車は途中停車することもあり、ケント達は車内でくつろぎました。

これから先、ケント達4人は士官養成学校に到着してから3日後に試験が始まります。

 フレイザー兄妹は、開かれた災厄を封印するため、士官養成学校へ向かって行く。

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