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100年日記   作者: カナアミ
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100年日記(2)

目が覚めるとそこには何もない平原と小川くらいしかなかった。

「はぁ〜、最悪だよ異世界へ来るのはまだいいとしてなんで俺が産まれてこないことになったり、それになんでロリに好かれる能力なんだよ。ロリは好きだけど二十のおっさんがロリに好かれたら警察沙汰じゃないか。」

俺はとりあえず今後のことを考えることにした。

「こうゆう世界のラノベを少しだけ読んだんだけど、最初はステータス確認をするんだよね。この世界できるかな?」

『はいはい、お困りですか?この神様が登場しましたよ』

「おい、神ここからどうすればいいんだよ。」

『とりあえず、街へ行こう。後は好きに生きればいい、それとポケットの中にステータスが書いてある板があるから、じゃあ頑張ってね〜。そうだ、見た目は変わってないからね~ちゃんと二十歳だからね。』

そう神が告げるからポケットに手を入れるとちゃんとステータスが書いてある板があった。

「なるほどなるほど俺のステータスはこういう感じなのか」

  { 佐々木 千也}

   レベル  1

   HP 12/12

   MP ?

   ジョブ(職業) 平民

   [スキル]

   ロリにモテモテ

   ・ロリにモテやすくなる(レベルによって

    変化する)

   魔力倍増

   ・言葉どうり魔力が倍増する(これもレベルに

    よって変化する、相手の使った魔法を見て

    まねることができる)      

   不老不死?

   [使える魔法]

   「全般S」

          以上

「何これそれになんだ『不老不死?』はっきりしろよ

それに「全般S」はなんなんだよ。それにロリにモテやすくなるスキルレベルで変化しちゃいけないじゃん。まぁ、それはいいとして、それにしてもここは何処だ?、とりあえず川岸に沿って歩くしかないか。」

この時この(ロリコン)には恐ろしいことが起きるかもしれないことを知らなかった。


時は過ぎ・・・


「ようやく見つけたぞ、街」

そう、俺は転生?してからまる一日歩き続けた。


「なんでこんなに遠いんだよ、もっと近くかと思うじゃん。」

昨日から俺は何も食べていない、疲れ果てていて歩くのにもやっとだ。

「まぁいい、早く町に入って休めるところ探さないと。あっ・・俺この世界の金持ってない。」


(そうだった初めてくるとこだから金なんて持っていない)


『大丈夫、大丈夫、金なんて君が持っているでしょう?』


「はぁ?何言ってるんこの神やろうが。」


『いやいや財布の中にあるでしょう。ちゃんとこっちのお金に変えといたから。』


「財布?」


『後ろのポケット』


「あっ」(なんでこんなとこにあるんだ?もしかして?)


『そのと〜り、じゃあ頑張ってね、後服早く着替えといたほうがいいかもよ。』


「え〜っと俺の財布の中身が6万2千3百十五円だから

金貨が6枚、銀貨が2枚、銅貨が3枚、青銅貨が十五枚となるほどでクレジットは使えないと分かっていたけどなんか悲しいな。」

「さてと、いよいよ街に出発しますか。」

そして街に入る門で兵士に止められた。

「ちょっとまちな兄ちゃん。見かけねえ顔だけど?」


「はい」


「身分証明書は?」


「あぁ、ちょっと待ってね・・・あったあった、はい」


「なんだこれは?」


「免許証だけど?」


「こんなもん使えるか、バカタレ。無いんだったらギルドで申請してこい。それに、自分の顔貼り付けて恥ずかしくないのか?」


「えっ」

「え、じゃない。仕方ない今回は通したるけど次回は無いからな」

「ありがとうございます。」


「それにお前の名前これなんて書いてるんだ?もしかしてお前どっか遠いところから来たんか?」


「そうです、そして名前はささき せんやと言います。」

「センヤか、ちなみに俺の名前はゴルだよろしくな。」

「ゴルさんね、色々とありがとう。ちょっとお聞きしますがギルドは何処ですか?それにギルドは何をする所ですか?」


「ゴルで構わん、後タメ口でいいぞ、ギルドはここから真直ぐ行って突きあたりだ。ギルドでは冒険者になって色々な依頼をやる所だ。まぁ無理に冒険者になろうとはしなくていいんだがな。まぁこんな感じだ。」


「ゴル、ありがとう。」

「あぁ、頑張れよ。」

(あの兄ちゃんの服装なんかおかしいと思ったんだが、まぁ服ぐらいどうでもいいか。)

「ここかな?」

ゴルから別れて1,2分でギルドついた。

(ゴルが言っていたけど、冒険者になってもいいかもしれない。そして、強くなってチヤホヤされるのもいいかもしれない。)


そして、ギルドの扉を開けてみると中には、、、


「お〜、これがギルドかすげ〜あれはなんだ?おぉ、あんなところにすげぇ美女がおるではないか。いや〜異世界転生して一番良かったかもしれないなこれは。」


「おい、そこの若いの。」


「はいなんでしょうか。」


突然話しかけられたのは優しそうな老人だった。


「どうしたんだ?そんなところで、あんた見かけない顔だけど?」


「すいません。あっ、そういえば身分証明書は何処で貰えればいいのですか?それと、冒険者になりたいんですけどどうすればいいんですか?」


「あぁ、それなら一緒のところで大丈夫だよ。やっぱ若いのはいいもんだよ、歳を取るのは辛いからなね。」

「そうゆうもんなんですね〜」

(まぁ、俺もこの世界に来ていなかったらわかる気待ちだけど不老不死?だからなぁ)

「色々とありがとうございました、そろそろ行かせてもらいます。」


「あぁ、若いのがんばりんしゃい。」

「すいませーん、冒険者登録と身分証明書の申請をしたいんですけど。」


「は~い、少々お待ちください。」

中から出てきたのは、まだ幼い可愛らしいロリだった。


(おいおい、なんでロリがこんなところにいるんだ?まさか、もうスキルが発動しているのか?いやこんなのは偶然に過ぎない)

「あの~お嬢ちゃん君が俺の相手をしてくれるの?」


「そうだよ」

「違うでしょっ」

奥から怒鳴った声が聞こえた。そして、受付の嬢ちゃんのお姉さんみたいな人が出てきた。

「すいませんね~うちの妹が勝手なことしてすいません。」


「いえいえ、大丈夫です。」


「本当にすいません。あっ、私はエリカと申します以後お見知りおきを。」

「私はサラで~す。」


(えっと金髪のおねいさんがエリカさんで、お嬢さんがサラちゃんねこっちも金髪なんだ。)

「俺はせんやと言うんだ。よろしく」


「では、センヤさんは冒険者登録すると言うことでよろしいかと?」


「そうですね。」


「では、こちらに名前を書いてくれれば勝手に登録されます。」


「分かりました。」

「これでいいですか?」


「はい大丈夫ですよ。」


「ではこちらになります。こちらは身分証明書にもなります。そして、あなたはFランクになります。」


「分かりました。」

(Fランクが一番下か、一番上は多分Sだろうなぁ)


「すいませんが、ランクの一番上は何ですか?」


「えっとですね、Sとなりますが、なるのはとても難しいですよ。」


「いえいえ、別になろうとしている訳ではないんですよ。ただ知りたかっただけです。」


「はぁ」


「えっと、色々と教えてくれましてありがとうございます。」


「いえいえ、こちらこそ妹が失礼な事しまして。」


「それなら特に大丈夫です。まぁ、少しビックリしましたけど。」


「そういえばサラちゃんが居ませんけど?どうしましたか?」


「今はですね、今日の夕ご飯の買い出しに行っているはずです。」


「そうでしたか。では長居していると失礼かもしれないので、そろそろおいたまさせていただきます。」


「わかりました、では頑張ってください。」


そうして、俺はギルドを出た。

(今こうして思ってみるとなんというか異世界も悪くないって感じ)


「そういえば、俺昨日から何にも食ってなかったんだ、空腹を通り越してどうでも良くなったんだ。それに宿も探さないといけないしね。」


「さっき宿が何処にあるのか聞けばよかった。」


「とりあえず、宿から先に探さないと。」



「おいこのクソガキ」


「きゃああああああ!」


「この声は助けを求める女の悲鳴。急がなければ。」

悲鳴のする方に走っていくと薄暗いところに来た


「この辺から声が聞こえてきたけど?」

なんと目の前に危険に直面しているサラちゃんが。


「おい、お前たちその子に何をしているのだ」


「なんだお前、こっちの話に首を突っ込むんじゃね。」


「あっ、お兄ちゃん。」


「お前さっさと手を離せ。さもなくば・・・」


「なんだ?何をするのかな?」


「お前を倒してやる。」


「やれるもんならやってみろこの雑魚が。」


「おのれ・・・」

(確かに俺は雑魚だでもどうにかして、倒さないと男として終わりだな。)


「どうした?早くしろよ、さもなくば、この娘がどうなっても知らないぜ。」


(くそう、どうすればいいんだ?分からねえ。)


『仕方ないな。ファイヤと唱えれば?』


(え、)


『だから、ファイヤといえばいい』


「ファ、ファイヤ」


そしたらなんと俺の手から炎の玉が出て見事当たった。


「ギャ〜〜〜〜、熱っつ、熱い、くそうお前魔法が使えるのか、くそっ覚えとけ。」


そう言って男は消えていった。


『そういえば言うの忘れていたけどこの世界では魔法がちょっと珍しいから気をつけてね。』


(早く言えや)


「お兄ちゃんすご〜い」


「いやいやこれくらい当たり前だよ。さぁギルドに戻ろうか。」


そう言ってここから立ち去った。













    


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