詳細を話されると理解…できませんでした。
「何故、私は異世界に?」
「あぁ、説明不足だったね。」
折り入って説明をするから待ってね、と生命の神は席を立ち何かを取りに行った。
「お待たせしたね。」
生命の神が席を立ってから5分後にニコニコしながら戻ってきた。
何だろう……とても胡散臭く感じる。
「さて、説明するね。」
と目の前にテロップを差し出す。テロップには何とも不思議なことが書いてあった。
「まず、テロップ1。
ーー君たちはあのバカの所為で事故に遭った。」
あのバカ。きっと世界の神の事を言っているのだろうか?
「テロップ2、それで君、美佳ちゃんだけ、命を落としてしまった。」
とご丁寧に私の似顔絵と泣き顔の生命の神が描かれていた。
「テロップ3、そこでお詫びに異世界に生まれ変わらせてあげよう!!と言うわけだよ?」
「最後だけ雑じゃないですか!?」
「ははは、言うと思っていたよ。」
計画犯なのかな?生命の様は。呆れた顔をすると、生命の神は小難しい顔をし返された。
「無論!美佳ちゃんが生まれ変わるのは人間。でもあり猫でもある。半人半獣みたいな?」
「はぁぁぁぁぁぁあ!?は、は、半人半獣ぅ!?」
そ、と指を指される。
「後、神様代理も兼ねてだよ?」
こわいほど微笑み返される。仕方ないのかな?これが定め?