城下町での出会い
目を覚ました銀汰はいつもの如く 朝食を食べていた
食事をとり しばらくし、ブックンが 街の方の視察を勧めてきた
ブックン『魔王様、この魔界をより良い物にするには 魔王様が直々に街を視察する事が重要かと
あ、視察とは言え 観光する感じで・・・
魔王様が街を視察したら街の魔物達も 魔王様をより信頼するかと』
と、言う事で 街の視察(観光)をする事になった
そう言えば、昨日来た あいつらはと言うと 爆睡して居る・・・ 自由なやつらだ 別に良いけど
この街は 魔王の城を取り囲むような形になっており 魔王城を大型の兵器から守る防壁的な役割も補ってるらしい
しかし、それは昔の事 今は平和な魔界です。
魔王城へ 真っ直ぐに行ける様になっており
某夢の国と同じ感じになって居る。
街は活気に満ちていた
勇者としてここを訪れた際とは大違いである。
魔物『あ、魔王様だ 城下町の視察ですか?』
銀汰『まぁ、そんな感じよ まぁ、観光に近い感じだけど』
魔物『あら、そうなんですね。 良かったら ウチの店によっててくださいよ』
僕は言われるがままに 店に入ってた
銀汰『この店は・・・』
魔物『俗に言う 武器屋ですわ あ、これ名刺です。』
名刺には 武器と魔術の店 魔武堂 クローティと書いてあった
銀汰『クローティと 言うのか あなた』
クローティ『えぇ、ここの店主をやっております。 しかし、なかなか 繁盛せず』
クローティが悲しげに話す
銀汰『見た感じ良さげな武器があるのに繁盛して無いのか?』
クローティ『質が良いからこそ売れないのです。
質が良いとその分 お高くなるので・・・
今の世の中 質より値段 何でしょうね。』
それを聞いた銀汰は
銀汰『・・・では、魔王軍の武器屋にならんか?』
クローティは驚いた様子で
クローティ『え、それって 魔王軍直属の武器屋と言う事でしょうか?』
銀汰『そうなるね、なんか不満でも?』
クローティは顔を横に振る
クローティ『とんでもございません。 心から感謝いたします。』
銀汰『それなら決まりだ 後で契約書を送るから
と、その前に 頼みがある』
クローティ『何でございましょうか?』
銀汰『僕に合う武器を選んでくれ・・・ それが魔王軍直属の武器屋としての 初めての仕事だ』
クローティ『魔王様の武器を・・・私が?』
銀汰『出来るか?』
クローティは少し考えこう言った
クローティ『・・・もちろんでございます。 魔王様にピッタリの武器 このクローティが提供いたします』
そう言うと クローティは僕の体をあっちこっち調べ始て
クローティ『ふむふむ、身長はこのくらい 力の強さは・・・これぐらいですか・・・ 魔力は・・・なるほど』
銀汰『・・・(く、くすぐったい)』
クローティがそっと 店の奥へと消え 何か妙な箱を持って来た
見るからに重量感があり 鎖で巻かれ 札が貼られて居る
銀汰『な、何それ、見るからに物騒なんだけど 大丈夫それ』
クローティ『ご安心を ピッタリの武器でございます。 多分』
銀汰『た、多分って 断言してくれよ 怖いわ』
と、言いつつ そっと箱に手をかけ 開いた
ギシギシと音を立てながら箱が開く そこには
赤紫に輝く宝石が埋め込まれた片手杖があった
銀汰『・・・何これ、耳かき?』
クローティ『ち、違います。 珠法杖と呼ばれる 品でございます』
銀汰『じゅ、ジュホウズエ?』
クローティ『その杖に付いてる石は強力な魔力を秘めておりまして それを天長樹と言う 天界に生える 木の中でも選りすぐりの物を使った 品でございます。』
銀汰『え、そんな凄そうなヤツ 僕の武器にしちゃって良いの?』
クローティ『えぇ、貴方様にピッタリの武器ですから あと、それタダでどうぞ』
銀汰『え、今何と?』
クローティ『タダでどうぞと申しましたが』
銀汰『た、た、た、た、タダァー⁉︎』
クローティ『魔王軍直属の武器屋にさせて貰えるのですから 当然でございます』
銀汰は無言で杖を箱に戻す
銀汰『いやいやいや、これをタダはアレよ せめて、料金の1割でも払わんと』
クローティ『1割ですと 1京程ですが』
銀汰『・・・貰います』
魔王は武器を手に入れた
新キャラ クローティさんについて
スタイル抜群のお姉さん
鬼神族
白ぽい着物姿で
城下町 三丁目の武器と魔術の店 魔武堂の店主
優しい性格
最近 店の売り上げが伸び悩んでる事が最近の悩み
鬼神族と言えど 戦闘能力はほぼ無
代わりに武器や、魔術の知識や技術が高い
手先が器用で 時折 城下町のカラクリの整備を行なっている




