厄災の過去
???『魔王が倒されに自ら来ましたな』
神父風の男が水晶を見ていた 水晶には銀汰の姿が映っていた
『アレ、ヤレバイノカ?』
声の主は厄災 ヘルベイルだ
???『そうだ、この者を殺せば 君の望む 楽園が出来る』
ヘルベイル『ワカッタ』
〜〜〜〜〜〜
銀汰『さて、ここが例の場所か』
ギンタの目の前には洞窟があった
よどんだ空気が流れてくる
洞窟の中は暗く不気味である あと、少々 臭う
一番奥には祭壇があった そこには
???『お待ちしてました 魔王よ』
神父の様な姿の男と モヤモヤとした毒々しいナニカが居た おそらく、それがヘルベイルであろう
銀汰は珠法杖を持つ
銀汰『君か ヘルベイルの封印を解いたのは』
???『そうです 全ては楽園を作る為 このマルガが封印を解かせてもらいました そうそう、ユミ・ラ・イラルさまがお世話になってる様で』
銀汰『ユミちゃんのこと知ってるのか?』
マルガ『えぇ、知ってるの何も 我が教団が信仰する聖女ですから』
銀汰『なるほどね、神の声を聞けるから 聖女として勝手に崇めてると ヒィー、ロリコンだわ〜 引くわー』
マルガ『そんな口を叩かれるのも今のうち 厄災よあの者をやりなさい』
ヘルベイル『ヴヴォォォァァー』
ヘルベイルが一気に近づいてくる そして、猛毒の霧を吹きかける
銀汰『おっと、危ない お返しだ 魔厳波動』
銀汰は避けたついでに波動を放つが 実体を持たない ヘルベイルには効き目が無い
銀汰『くぅー、これだから霊系のヤツは相手にしたく無いんだよ』
銀汰の攻撃は当たらず ヘルベイルが一方的に攻撃を仕掛ける
ヘルベイル『フヒャヒャ』
ヘルベイルの攻撃が激しさを増す そんな中
銀汰『昔々、ある村に ベイルと言う 少女がいたそうな』
銀汰は何かの物語を語り始める ヘルベイルは固まる
銀汰『 その少女は 生まれつき呪術の強大な力を持ってたそうな しかし、周りの人間はそんな彼女を 恐れ 憎しんだとか そして、少女は周囲の人間からイジメや拷問を受け 心身共に深く傷ついた』
ヘルベイル『ヤメェロォー』
ヘルベイルが頭(?)を抱える
銀汰は語りを続ける
銀汰『そして、そんな仕打ちをくらい続けたある日皆消えれば良いと思った その時 彼女の住む村の住人がみんな死んだとか』
ヘルベイルから出て来た霧が部屋を埋め尽くし始める
マルガ『これ以上は・・・』
マルガがその場からワープで逃げる
しかし、銀汰は語りをやめない
銀汰『そして、少女は死んだ 人間達の怨念を知らず知らずのうちに吸収した そして、少女はその姿を保てなくなり 不気味な怪物となった 魔物達と人間達が手を取り合いその怪物を封じた そして、怪物は ヘル と言う病魔の女神の名とその少女の名を繋げた厄災ヘルベイルとして 語り継がれたとさ
全く、哀れなヤツだと その、ベイルって子は』
ヘルベイル『オ、オマエニナニガワカル イママデウケタシウチヲ コノオンネンヲ』
銀汰『あぁ、わからないよ けどね』
ヘルベイルは涙をこぼしている
銀汰『君はこれから変わる事が出来る きっと』
ヘルベイルの腕をそっと掴む
ヘルベイル『ヤメロ、ソンナコトヲシタラ オマエノカラダガ・・・』
銀汰『・・・僕は魔王だ そう簡単には死なぬよ しかし、分かったよ 君が怨念に塗れた醜い化け物じゃ無い 優しい心を持った子って事がね』
ヘルベイル『ッ‼︎』
銀汰『さて、そんな君に 案を与えよう 僕の元で共に過ごすか それとも、このままこの薄汚い洞窟に籠るか・・・どっちにする?』
ヘルベイル『ワタシハ・・・ ギンタニツカエル』
銀汰『よく言った・・・ しかし、流石にそのモヤモヤした姿ではなぁ・・・ よし、すこし キツイかもしれんが我慢してくれよ』
銀汰が杖を振ると目の前には巨大な鏡が現れる
鏡にはヘルベイルの姿が映る
銀汰『我は魔王 銀汰 我の名の下に 彼女に相応しき姿を現したまえ』
鏡から強烈な光が放たれ ヘルベイルを包む
そして、鏡に再び映った姿は
黒髪の女性だった
ヘルベイルは 今起きた 己の状況確認する あの霧の様な姿では無い 実体を持っていた
ヘルベイル『こ、これは・・・』
銀汰『君の本来の姿だよ・・・ この鏡は真実を映し 邪を打ち払うと言われてるんだ』
ヘルベイル『・・・これが、私の本来の』
〜〜〜〜〜〜
銀汰『て、事で 新しく ヘルベイルちゃんが来ました まだまだ、分からない事もあるだろうから ちゃんと教えてあげる様に』
ヘルベイルが頭を下げる
魔王軍の者達は 新しい仲間が出来て嬉しそうだ
銀汰『今日の集まりはこのぐらいで さて、今日も行くぞー』
一同『おーー』
新たに魔王軍に加わった ヘルベイル
彼女は嬉しかった 暖かな仲間に歓迎される事を
彼女の物語は始まったばかりである
新キャラのヘルベイルさんについて
外見は黒い髪でツインテール
人魂の様なピンが付いている
やや、白ぽい肌
服黒が主 腰には 白いリボンが付いる
ポケットが複数付いている
また、腰の方には飾りのチャックがついていてる
ミニスカートでフリフリが下の方についている
靴はブーツで 黒と白のシマシマ靴下を履いている
また、片方の手に手袋をしている
もう片方の腕は厄災とか化してた名残か すこし、禍々しい感じになっている
武器は大鎌
大人しい性格でおっちょこちょい
趣味は花に水をあげる事
・・・カワイイ(




