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魔王 日常記  作者: シルバー
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嘘と罪

プラティ『なんか、知ってるでしょ ヤツラの事を』

長『・・・・』

2人の間に緊迫した空気が漂う

そして、長がため息をつき

長『・・・これ以上は 無理ですかな 全てをお話ししましょう』

〜〜〜〜〜〜

???『ゴブリンの長殿 貴方がたの先祖が遥か昔に封印した 厄災 病魔ヘルベイルの封印が解けた様です』

長『な、なんですと・・・ しかし、なぜ貴方があの厄災の事を・・・』

???『私は神の言葉を聞けるのです ですから、全て丸分かり・・・ 無論 厄災の対処の方法も』

長『対処の方法も? それはまことですか?』

???『勿論、対処の方法は 至ったて簡単な事 この魔界の主を殺す事』

長『ま、魔王様を殺せと 何たる事を』

???『正確には力を借りると 言ったところでしょう 魔王の力なら あの厄災にも対抗できる・・・ この魔界の主を失うのは相当な代償ですが それによって 多くの命が救われる 魔王はまたいずれ現れるでしょうし』

長『・・・分かりました それで、私が出来る事は?』

〜〜〜〜〜〜

プラティ『それで、ヤツラの案に乗ったと』

長『はい、あの人は厄災の力をなるべく弱めると言ってましたが 厄災の力が強くなってるとは』

プラティ『いいや、ヤツラは 厄災の封印を魔王が来たこのタイミングで解いたんだ アイツラのよく使う手だ はなから、封印は解けなかった』

長『な、なんですと・・・ しかし、私が確認に行った時には封印の魔力が無くなって』

プラティ『・・・隠されたんだよ トラップ魔法を唱えた後に その魔力を隠す術がある 多分それの類だろ』

長『・・・私は最初っからダマされてたのですか』

『話の一部始終 聞かせてもらったよ』

長とプラティが声の方を向くと 銀汰が 茂みから現れた

長『ま、魔王様・・・』

銀汰『長よ 君のやった事は とんでもない罪だ この魔界の主を生贄にしようとは』

銀汰から ただならぬオーラが溢れる

長『・・・罪は償います 全ては私の責務』

長は涙ながら頭を下げた

銀汰『罪を償う? 何を言ってるのだ』

長はハァ?的な感じで顔を上げる

銀汰『たしかに 君のやった事は大罪だが それを引き起こしたのは誰だ? そのホラを吹いて封印を解いたのはヤツだろ? それに、まずは厄災の封印だ』

長『しかし、私は罰を・・・』

銀汰『罰は この集落の安泰を末長く保つ事だ 二度とこの様な事がない様に』

長『・・・分かりました 仰せのままに』


プラティ『銀汰くん それで、封印はどうするの?』

銀汰『なぁに、至って簡単なことだ あの厄災についての話は 勇者時代に聞いた事がある 対処はもう分かってる』

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