館の主人は地下の底
隠されてた ハッチから 下へ向かう 銀汰とユミ
一番下へと向かうには少々時間がかかりそうである
その間の静寂に耐えられぬ 魔王が
銀汰『・・・そういや、ユミちゃんの言ってた 神って どんな?』
ユミがすこし 間を置き
ユミ『名前はロギナって言う 私の生まれ育った 土地では有名な神様なんだ 生命と豊作と正義を司る神様』
銀汰『ふーん、ロギナねぇ〜 』
下に向かうほど 薬品の様な匂いが漂って来た
銀汰『む、薬品ぽい匂いが・・・ 何だコレ』
ユミ『毒かもしれない マスク付けないと』
ユミがマスクを取り出す
ユミ『はい、あなたの分』
銀汰『ありがと』
自分の命を狙ってる様な人物から マスクを受け取るって なんとも、アホである
銀汰『む、そろそろ着くな』
一番下には あちらこちらに 魔法陣が描かれており
壁には 動物の頭蓋骨の様なものが祭壇ぽいものに乗せられており 薬品の調合台や 拷問器具的なものが置かれている
ユミ『な、何これ』
銀汰『・・・噂は本当の様だったね しかし、妙に綺麗だ 最近まで誰かが使ってた様な跡もあるし・・・ん?』
祭壇の横に扉があるのに気づいた
扉を開くとそこには
銀汰『あらら、こりゃ 悪趣味な』
中には沢山の人形が置かれていた その形状から
ホムルンクスと呼ばれる 錬金術ので生み出される人形と分かった
ユミ『き、気色悪い・・・』
???『勝手に 我が屋敷に入り 人の信仰を 悪趣味だの 気色悪いだの 好き勝手に言いおって 迷惑なヤツらだよ』
銀汰とユミが後ろを向くと ペストマスクの様なものを付けた 紫のローブをはおった人物がいた
銀汰『何者だ・・・』
???『はぁ、まず自分から 名乗ったらどうだい? まぁ、別に良いか ワタシは グラヒマ ナントル この屋敷の主人にして この聖なる式場の管理人さ』
ユミ『ここの主人? でも、ここは何年も前に廃墟になったんじゃ?』
グラヒマ『・・・廃墟になったんじゃ無い 廃墟にしたんだ あれこれ、オカルトなネタを振りまいて そして、廃墟にするば 我が信仰主様の供物が勝手に自らやって来るからさ いやー、本当 馬鹿だよね〜 自ら供物になりに来るなんて』
銀汰『・・・て事は 僕とユミちゃんが見た あの男は』
グラヒマ『ん? あー、そんなヤツいたねぇ〜 供物にしようにも 諦めず生きる者にこの事を知らせようとしてる あのアホ・・・ 仕方ないから ワタシの子供のベビーシッターになってもらったの』
銀汰『子供?』
グラヒマ『ん? 会ったはずだよ あの双子に』
ユミ『あの双子人形が あなたの』
グラヒマ『そうさ、供物集めに少し協力してもらってるのさ まぁ、ワタシが魂を抜き取って 人形入れて、操ってるんだけどね』
銀汰『き、貴様 自分の子供になんと言う 仕打ちを許せぬ』
銀汰が鬼の形相でグラヒマを睨み 珠法杖を構える
グラヒマ『そんな事で怒るなんて くだらない 魔王のくせに 正義を語るとは 実にくだらない』
銀汰『わしゃ、単なる魔王じゃ無い 元勇者の魔王じゃァー くらえ、黒炎』
そう言うと グラヒマに向かって 黒い炎を放った
グラヒマ『ふん、その程度』
グラヒマは黒炎を打ち消した
グラヒマ『我が主よ 愚かな者に制裁を 我に罰を与える力を』
グラヒマの周りにバチバチと電気が走っている
グラヒマ『くらえ、混沌の雷』
銀汰『ギャーー』
銀汰は雷をモロにくらい その場に倒れてしまった
グラヒマ『ふふふ、フギャハハァー ついに、ついに 魔王と勇者力の力を持ち合わせる供物を・・・ 我が主も喜ばれるだろう』
ユミ『ま、まて』
ユミが剣を持ち グラヒマの前に立った
グラヒマ『小娘が私に刃向かうのか』
ユミ『コイツは 命を狙ったのにも関わらず 私をたすけてくれた そんな討伐対象を簡単には譲らぬ‼︎』
グラヒマ『ふん、威勢だけは良いが お主 1人じゃ無理だろ 魔王すら一撃だったのだから』
ユミ『や、やってみないと分からんだろ たとえ1人でも・・・』
???『誰が、1人ですって?』
???『俺らの事を忘れられては困るぜ』
???『我が、主人に手を出すとは良い度胸を 行くぞ皆の者』
ユミ『え?』
ユミが振り向くとそこには マリー、エメダ ブックン率いる魔王軍がいた
ユミ『みんな 何で』
エメダ『そんな事は後だ 今はこの胸くそ悪い コイツをボコさのに、集中だ』
マリー『もうちょい、言い方があるでしょ・・・ けど、今は同感ね』
ブックン『グラヒマと言ったか この人数差で勝てると思うてか?』
グラヒマ『むぐぐ、虫ケラどもがァー こい、我が子よ 愚か者どもを八つ裂きにしろッ』
しかし、グラヒマの呼びかけに人形が来る事は無かった
グラヒマ『なぜだ、なぜ私の呼びかけに応えぬ』
ブックン『あの双子の人形には 少し眠ってもらってます。 私の術を持ってすれば あの程度』
グラヒマ『クソクソクソクォー 小癪な真似を・・・ むぎゃまがゃぁー 気分が悪い 実に悪い頭が痛い 痛い痛い痛いイタイ イタイ イタイ
ウガャー』
錯乱したグラヒマが闇の魔術を連発してきたが
ブックン『魔王軍 前線守護隊 行け』
守護隊『はっ』
守護隊が飛び出し 巨大な盾を構え壁となり 魔術を防いだ
グラヒマ『ぜぇぜぇぜぇ』
グラヒマが息切れを起こす その瞬間を皆は見逃さなかった
マリー『喰らえ 』
マリーが爆裂魔法を放った
爆裂魔法が直撃したグラヒマは 大きくよろけた
そこに エメダが大斧を持ち
エメダ『壁粉斬』
グラヒマ『むご』
ブックン『魔導部隊 援護とその他攻撃部隊を強化 攻撃部隊 ヤツに突撃だ』
魔物達が魔導部隊のはる 弾幕の中 グラヒマをめがけ突っ込んでいった
グラヒマ『グホ』
グラヒマが倒れ 起き上がろうとする
『トドメだー』
グラヒマが上を向く そこにはユミの剣の刃が迫っていた
グラヒマ『おのれ しかし、あのお方が貴様らを』
ズサン
グラヒマの頭部に刃が入った
そして、グラヒマはピクリとも動かなくなった
ユミ『や、やったか?』
ブックン『医療班 魔王様の治療を』
医療班が銀汰の元に向かう
〜〜〜〜〜〜〜
銀汰『いやー、危なかった 事前に緊急信号を送っておいて良かったよ』
銀汰がベットに横になりながら言う
ブックン『ほんと、無茶しないで下さいよ
親御さん心配してましたよ』
ラス『本当ですよ 意識が戻らないから不安で不安で・・・うぅ』
エメダ『まぁ、結果オーライじゃ無いか? 生きてたんだし』
マリー『しかし、何だったんだろ 結局のところ
グラヒマが最期に言いってたあの方って』
銀汰『さぁ、知らねえ ところで、あの屋敷はどうなったん?』
ユミ『王国が厳密に調べるって話だよ ついでにあそこに囚われてた 霊も霊術士が解放したって』
銀汰『それは、良かった ところで・・・』
全員『?』
銀汰『何故この双子人形居るの』
ブックン『それがですね。 自由の身になったんですが 銀汰を気にた様で』
銀汰『なるほどねぇ〜 仕方ないか ところで名前は?』
人形『私は星桜、こっちは妹の酒桜』
銀汰『星桜に 酒桜か・・・ 良い名前だ』
二体 (2人?)の人形は照れている様だ
〜〜〜〜〜〜〜
神父の様な男『グラヒマがやられましたか?』
部下の様な者『はい、その様です これからどうします?』
神父の様な男『しばらく、様子を見ましょう 聖女の意向も気になりますし』
男の見る水晶には ユミの姿が映っていた
いやー、新キャラよ星桜に 酒桜
もともと、弟の持ちキャラだったんですが
バンをくらい 使う事がなくなり
どうせなら使わせてくれと言ったら 案外、易々と公認してくれましたわ
しかし、最後のあいつら 何者なんでしょうね
それは、私にも分からない( ˘ω˘ )
え、作者はお前だろって?
・・・深いストーリーはまだ出来てないもので
では、また




