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魔王 日常記  作者: シルバー
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少女と魔王とデブ竜と

ラス『魔王様ァー』

ラスが大声を出しながら走ってくる


銀汰『何事? 朝から騒がしい』

玉座に座ってくつろいでいる魔王銀汰 完全に平和ボケしていようだ


ラス『た、た、た、大変なんでーすよー ゆ、ゆ、ゆ』


銀汰『幽霊でも見てチビった?』


ラス『NO‼︎』


ラスの口調が完全に違う


ブックン『落ち着け、何事だ 湯でも沸いたか?』


ラス『朝風呂入ってる場合じゃ無いですよ

い、いますぐ 守りを固め・・・』


???『魔王はここだな‼︎』


ラスの声をかき消す様な高い声が聞こえた

声の主は 兜を被り 剣を持っている

背は小さいがそれなりの実力を持ってるらしいく 後ろから 仲間と思われる 魔法使いぽいのと 僧侶ぽいのがいる


銀汰『・・・えーと、どちら様で?』


???『忌まわしい 魔王なんぞに名乗る 名など無い 覚悟』


そう言うやいなや 銀汰めがけ切りかかって来た


銀汰『・・・・』


ラス『ま、魔王様ァーー』


ガキンッと金属同士がぶつかる音が聞こえた


???『うぐ、魔王の手先か』


悪魔ウサギ『ムフフ〜♪ 僕の大切な魔王様にィ〜 手を出すとは 良い度胸してるねェー‼︎』


そう言うと悪魔ウサギは襲って来た 小柄の人物を自慢の怪力でなぎ払った

その勢いで 兜が取れ・・・

???『クッ 兜が』


兜が取れ 隠れていた顔が見えた

なんと、12ぐらいの少女だった


少女『くっ、顔を晒す羽目になるとは・・・ 』


少女は頬を赤くしている どうやら 素顔を見られ恥ずかしいのだろう


ラス『・・・アレって いわゆる ロリでしょうか?』


銀汰『さぁ、そう言う 用語は分からん』


ブックン『しかし、可愛らしいですな』


少女『貴様ら 聞こえてるぞ ロリとか 可愛いとか言うなッ‼︎ お前らに可愛いとか言われても嬉しかない』


少女の顔はトマトの様に真っ赤だ


ラス『・・・ツンデレ成分も含むか』


少女『黙れ デブ竜』


ラス『だ、誰がデブ竜だ 私は誇り高き魔王軍だぞ』


剣を構えなおし


少女『魔王 覚悟ォー』


また、切りかかって来た


銀汰『うーん、幼い子に手を出すのはシャクだなぁ〜・・・ しかし、そう言ってられんか』


銀汰はスッと手を出し


銀汰『魔厳波ァー』


魔王の技の一つ 力を手の甲に集め一気に放出する

魔王戦闘術の一つである。


少女『うぁー』


波動の影響で気を失った少女を見た 少女の仲間は

即座に逃げ出した


ラス『・・・確保ォー』


ラスの一声で 魔王軍が一斉に少女を囲みミノムシ状態にした


〜数分後〜

少女が目を覚ました


少女『うぅ、私をどうする気だ〜』


銀汰『特に何も ただ、質問に答えてもらうだけだよ』


少女『質問だと? なんだ』


銀汰は少し間を置き 質問をした


銀汰『名前は そして、何を目的に来たのか』


少女『名前は ユミ・ラ・イラル 目的はお前の討伐だ』


銀汰『なんで僕の討伐をしようとしたの? ユミちゃん』


ユミ『神から言われたんだ この世界も魔王がいるって それで・・・

そして、ちゃん付けするな』


この世界? 他の世界の者なのだろうか そして神? 少し気になる点がいくつかあるが


銀汰『ユミちゃん 僕は確かに魔王だ けどね。

魔王だからといって悪者とは限ら無い 僕は元々勇者だったんだ それで、魔王を(あっけなく)倒した』


ドレファム『ぶぇくしゅん』


ユミ『なら、なんで魔王なんかに なったのよ 勇者だった あなたは』


銀汰『それは、魔物達の為でもあり 人々の為でもあるんだ 魔物達を指揮してた魔王が居なくては また、争いが起こる だから、僕は魔王になったんだ』


ユミ『そうだったの・・・ それなのに私は』


ユミはドサッと横に倒れた


銀汰『ゆ、ユミちゃん!? しっかりして』


ブックン『魔王様 すこし、離れて』


ブックンがユミの心臓の音を聞く


ブックン『・・・気を失っただけですね』


その言葉に皆ホッとした


ブックン『こんな幼い子に 魔王討伐だの 荷が重過ぎるんですよ・・・ しかし、神って一体・・・』


銀汰『それは、目が覚めたら聞くよ それより、ユミちゃんを医務室に運んであげて』


銀汰の命令でブックンはユミを背負い 医務室に運んだ


ラス『・・・デブ竜って 私そんな太ってるかしら』


銀汰『・・・確かに 丸い』


ラス『え"』

久々の更新です。

新キャラのユミちゃん

魔王に向かって切りかかったり ラスをデブ呼ばわりしたり それなりの勇気の持ち主

神の名の下に様々な異世界を旅してる様だけど・・・

色々と謎が多い人物です。

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