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どうやら私の身体は完全無敵のようですね  作者: ちゃつふさ
第2章 学園編 四年目
165/288

全てはレポートのためっ

 翌日。

 私達はさっそく噂の真偽を確かめるべく、まずは情報収集から開始した。

 といっても、先に調べたフリード先生からいただいたメモ書きと、アレイオスの生徒達に魔鏡の噂話を知らないかと聞きまくるだけの簡単なお仕事ではあるが。

「噂程度には聞いている人はいましたが、目撃情報などの正確な情報はありませんでしたね」

 聞き込みの結果にがっくりと肩を落として椅子に座るマギルカ。

「まぁ、あるようでないようなものが七不思議の醍醐味ってものよ。それっぽくなってきたわっ」

「そういうものなのですか……」

「とにかく、今有力なのはフリード先生が以前調べた時に書いたメモってことかしらねっ」

 私はウキウキしながら、先生から貰った紙束を机に置く。いろいろ走り書きが多く、きちんと書かれていないところを見ると聞いた話をとりあえずメモった感じだった。

(所謂、自分さえ分かれば良いやってやつね。さほど枚数がないから難解とまではいかないけど、それだけ情報が少ないということなのよねぇ)

「分かっているのは、月夜の晩、月の光に照らされて学園のどこかにフッと現れる不思議な魔鏡だということ。その鏡に映った自分が鏡から出てくると、鏡の自分が本人とすり替わり、鏡の中に閉じこめようとする……でしょうか」

 マギルカは私が置いた紙束から一枚取ると、目を通しながら確認するように言ってくる。

「うんうん。やっぱ、こういうのは深夜でないと雰囲気でないわよね~」

「あの、お嬢様。ちょっと宜しいでしょうか?」

 私もマギルカに習って紙を取り、目を通していると後ろからテュッテが話しかけてきた。

「なぁに、テュッテ。なにか気がついたんならどんどん言ってちょうだい」

「はい。えっと、その魔鏡がどういった能力かここまではっきりしているということは、被害に遭われた方がいらっしゃったということでしょうか?」

「どうでしょう? 大したことない噂に尾ひれが付いたのかもしれませんし、もし被害があったのならそれこそ噂程度では済まされないのではないでしょうか?」

「……ふふふっ、真相は誰かにもみ消され、噂しか残らなかったのかもねぇ……」

 テュッテの疑問にマギルカが答え、私はほくそ笑みながら悪乗りでちょっと思わせぶりな意見を言ってみたりする。

「「…………」」

「え、あ、うそうそ、冗談よ?」

 私の悪乗りを鵜呑みにしたのか二人が顔を青ざめ無言になるものだから、私は慌てて訂正した。

「と、とにかく。真相はどうあれ、その魔鏡を見つけだせば良いのよ」

 私は話を強引に進めて、まだ見ぬ魔鏡に思いを馳せ……思いを馳せぇ……。

「ところで、その魔鏡ってどんな感じなの? 手鏡サイズ? 姿見サイズ?」

 いまいち想像できなかった魔鏡の姿を私はマギルカに聞いてみた。

「噂を集計しますと姿見という説が多いですね」

「姿見かぁ~。そんなものが学園のどっかにちょこんっと置かれてたら、そりゃ目立つよね。なんで見つからないんだろ?」

 マギルカの返答でさらに謎が深まる私。

「フリード先生のメモにある噂話のいくつかを検証すると、時と共に見たという場所が違っています。場所が定まっていないみたいですね」

「学園内というのは確かなんだけど、ここ無駄に広いからねぇ~」

 私の素朴な疑問にマギルカが間髪容れずに答えてくれて、私は途方に暮れる。

「とはいえ、こういった場合は地図の上に目撃位置を書き込むと自ずと法則性が見えてくるものよ」

 私は気持ちを切り替え、得意げにこういった推理系の場合、よく出てくるお約束を試みることにする。

「な、なるほど。さすが、メアリィ様」

「ふっふっふっ、それほどでもないわよ」

「お嬢様、地図です」

 マギルカが感心して誉めてくるので調子に乗る私。テュッテが用意してくれた学園の地図を広げてみる。

「では、地図に目撃した位置をぉ~」

 得意げに私は地図に向かい、話に聞いた場所に印を書き込もうとしたが、学校の備品に落書きするわけにもいかないと気がつき手が泳ぐ。

「こちらで代用できますか?」

 私がなにも言わないうちにテュッテが銅貨を数枚私に渡してきた。

(いやはや、持つべきものは万能メイドよね)

「えっと、確かぁ~……」

「……こちらとこちらですね」

「あと、こことここですわね」

 私がどこだったか確かめていると、パパパッと目印を置いていく優秀なメイドと優秀な友人のお二人。

(う、うん、まぁ、気にしないでいこう。私だけがお馬鹿に見えるだなんて、ははっ、そんな訳ないから。うん、気のせい、気のせい)

 チラッと頭を過ぎった不穏なワードを振り払い、私は目印が置かれた地図を見る。それに習って、マギルカとテュッテものぞき込んだ。

「「「…………」」」

 そして、私達三人揃って無言でその地図を眺めること数十秒。

(あぁぁぁっ、ここで目印をつなげたら後一つで六芒星になるとか、そういった胸熱展開を期待していたんだけど、なにもなかったぁぁぁっ!)

 私の期待とは裏腹にその目印は特になにか法則性があるようには見えなかった。

 自分であれだけ自信たっぷりに言っといて、なにもないでは超恥ずかしい。なので、私はなにか言おうと焦り出す。

「……えっとぉ、時計塔を中心にしているようなぁ~」

「どうなのでしょう? 時計塔は学園の中心付近にありますので、そういう風に見えてしまうのでは」

「そ、そうっ」

 見たまんまのことを口にした私はマギルカの意見でそれを引っ込めようとする。

「……ですが、極端に離れているものもありません。なにか関係があるのでしょうか」

 私の意見になにか気が付いたのかテュッテが助け船を出してくると、マギルカと二人して地図とにらめっこして、再び沈黙が訪れた。

「…………」

「お嬢様が時計塔の~とおっしゃられたのでその付近を思いだしていたのですが、例えばこの印の地点……以前は人通りが少ない場所だったと聞いたような気がします」

「…………」

「確かに。こちらは昔、増築されるまで人通りが少なかったというお話を聞いたことがありますわね」

 なんだか優秀な二人に置いていかれて、焦った私はなにか言おうとするがなにも思いつかず、パクパクと魚のように口を開閉するだけにとどまってしまった。

「あ、もしかして、時計塔から遠くなく、そこから繋がる人通りの少ない場所……ということでしょうか、メアリィ様」

「ん? う、うん」

 自分で振っておいて、マギルカとテュッテだけが理解している状態になってしまい、私もなんとかその中に加わっている感を醸し出そうと知ったかぶりをする。

「さすがメアリィ様。目印をつけた時点でもうそのことにお気づきになっていたのですね。そうとも知らず否定的なことを言ってしまって、お恥ずかしい限りですわ」

「ん? う、うん……っじゃなくて、違う違う。そんなことないないっ」

 変に頷き癖がついてしまい、危うくマギルカの誤解に便乗しそうになって慌てて否定する私。

 そんな私に「分かってますわ」という顔で聞いているマギルカだが、ほんとに分かっているのか心配だ。

「さ、さぁ、そうと決まれば、さっそく調査ね。人通りの少ないところを探しましょう」

 私は変な誤解がこれ以上大きくなる前に逃げ、もとい、行動をしようと、一人目的の場所へと向かうべく席を立つのであった。

 

 そして、私達は今、時計塔を拠点にして人通りを調査しているところ……なのだが。

「なんか、私達の行く先々に人が多くなってないかしら?」

 私は疑問を感じつつ、辺りを見回す。先ほど見かけた生徒達がまたいるような気がするのは気のせいなのだろうか。

「生徒達がなにごとかと集まっているようにも見えますわね」

 マギルカも私と同じ疑問を感じたのか、周りを見ている。

「……学園内でも有名な方々がこんなところで道行く人達を観察していたら、皆様なにごとかと興味を持って集まってしまうのではないでしょうか?」

 私達の疑問に後ろからついてきているテュッテが恐縮そうに告げてきた。

「……もぉ~、マギルカったら有名人なんだからぁ~」

「いえいえ、メアリィ様ほどではありませんよ」

 本能的に有名人というワードから逃げようとしたのだが、マギルカが間髪容れずに私を巻き込んでくる。

「いやいや、元アレイオスのクラスマスターにしていろんな功績をあげ、学園史にその名を刻んだマギルカに比べたら私なんて」

「いえいえ、私なんて所詮は学園内の功績です。外の人達から白銀の聖女とまで呼ばれている方に比べたら……」

 言えば言うほど私に分が悪くなる展開に、私はん~と口を引き結んでしまう。

「あの……ますます目立ってしまい、これでは自然な人通りが分からなくなっていますが……」

 テュッテのツッコミによって、私達は一時撤退を余儀なくされた。

 そして、数十分後。

 私達と分からなければ良いのだと判断し、用意したローブをマギルカと二人で頭まで被って通りに立っていたら、怪しい人達がいると通報を受けたフリード先生に連行され、注意を受けたことをここに報告しておこう。

 

 フリード先生から解放されて一旦部屋に戻る私達。

「さて、どうやって私達と気付かれずに人通りの調査をしようかしら。全身ローブだったのが怪しかったのよ。もっと周りに溶け込むような変装ならいけるんじゃないかしら?」

「メアリィ様、本来の目的を見失っていませんか?」

 拳を握りしめ熱く語る私にマギルカが半眼になって冷静なツッコミをいれてくる。

「なによ、マギルカ。なんか良い変装でも思いついたの?」

「変装から離れてください」

「変装せずに私達をどうやって空気にさせるのぉっ! できるの? できるなら教えてっ! いや、マジで知りたい。私は空気になりたいのよぉぉぉっ!」

「な、ななな、なに訳の分からないことをおっしゃっていますの。お、落ち着いてください」

 私はマギルカの両肩を掴むと顔を寄せ、切実に問う。すると、マギルカも顔を赤くして声を荒らげながら私を引き離そうとした。

「フフフフッ、さぁ教えなさい。教えないともっとすんごぉいことするわよぉ」

「ちょ、ちょちょちょちょ、ま、ままま」

 さらに密着度を上げて私はマギルカに迫っていく。

「お嬢様、話が完全に逸れていますよ。落ち着いてください」

 テュッテが興奮する私を宥めようとしたのか、なぜか後ろから両手で目隠ししてきた。

「…………」

 視界が暗くなって私は停止しっ――。

「って、私は鳥かぁぁぁっ!」

 テュッテの手から逃れて思わずツッコミを入れていると、マギルカがサササッと私から離れる。「はい?」とテュッテが首を傾げているところからしてどうやら私のツッコミは不発に終わったみたいだった。

 ちょっと恥ずかしくなり、私は場を誤魔化すため咳払いをした。おかげで自分の愚行を振り返る時間ができて、ますます恥ずかしくなってくる。

「……う、うんまぁ、冗談はこの位にして、本題に入りましょうか」

「あの、お嬢様。お二人が目立って調べられないのでしたら、私一人で調べましょうか? それなら自然な流れを調査できるかと」

 私がさっきのはなかったことにしてオーラを醸し出しているとテュッテが察してくれて、なにごともなかったかのように話を進めてくれる。

「そ、そうね。それで良いかしら、マギルカ?」

「ふぇっ! よ、宜しいのではないでしょうか」

 私がマギルカに振ると、彼女はまだ深呼吸を繰り返していたらしく、変な声を出した後、慌てて了承するのであった。

「大丈夫、マギルカ?」

「だ、大丈夫ですわ」

 まだ落ち着きがないマギルカを心配し私は彼女に近づく。

「そう、なら良いんだけど……」

 そう言って私は笑顔のまま手をワキワキしながらさらにマギルカへと近づいていった。

「ところでさぁ~、ほんとに空気になる方法知らない?」

「し、知りませんですわっ」

 私の怪しい動きについにマギルカが逃げ出し、距離を取る。

「え~、なんかその反応気になるぅ。ほんとは知ってるんでしょ?」

「知りませんっ」

 私はくすぐるぞぉ~と言わんがごとく手をワキワキしながら、マギルカをジリジリと追いつめていった。彼女も椅子やらテーブルを盾にして私との距離をとりだす。

(あぁ、なんか恥ずかしがって逃げまどうマギルカが可愛い。もっと困らせたくなっちゃうっ)

「……オホンッ。では、お嬢様、行って参ります」

 後ろでテュッテの咳払いを聞いて、私は冷静になり悪ふざけはこのくらいにしておこうとワキワキしていた手を下ろす。

(危ない危ない、また変なものに目覚めそうだったわ)

「あ、うん、お願いね、テュッテ」

 私はマギルカを追いかけるのを止め、テュッテを見送ることにした。

 

 それから、テュッテに調査を任せて私は残りの授業を終わらせると急いで部屋へ向かう。すると、マギルカの方が先に戻っていた。

 室内を見渡すとテュッテも調査を終えて、なぜか部屋の角に向かって佇んでいる。

「マギルカ、テュッテはどうしたの?」

「あ~、今はそっとしてあげた方が宜しいかと」

 私の質問にマギルカがテュッテを見ながら苦笑する。そっとしろとは穏やかではない。ことテュッテの身になにかあったのなら私は黙ってられないのだ。

「いや、でもなんか落ち込んでいるような、自問自答しているような」

「……調査をしようと人通りを眺めていたら、『あの人ってメアリィ様のメイドだよね、なにかあったのかな』と結構注目されていたらしいですわよ」

 なおも食い下がる私に対してマギルカが困った顔でテュッテの現状を説明してくれる。

 テュッテ的には自分は目立たないので大丈夫と思っていたのだけど、どうやら本人の知らぬ間に結構有名になっていたらしい。とはいえ、私達のように人集りを作るほどではなかったようだ。

「テュッテ、そんなに落ち込まなくても大丈夫よ。ほら、メイドがこの学園にいるってこと自体が希なんだから、目立ったのはそのせいよ」

 現在も壁に向かって佇むテュッテに私はそう声をかける。

「そ、そうですよね。メイドが希だからですよね。決して『お嬢様の』メイドだから目立ったわけでも『警戒された』わけでもありませんよね」

 テュッテがパァッと明るい顔でこちらを見て、とても引っかかる物言いをしてきた。

「ん? ちょっと待って。なんかひっかかるんだけど」

「そんなことより、調査の方はどうでした?」

「そんっ……」

 私が追求しようとすると、マギルカがばっさりと切り捨てて本題を進めてくる。そんなマギルカに一言言いそうになったが、グッと耐える私。

「はい。時計塔を中心に見ていたのですが、一つ、人通りがほとんどない経路を見つけました。こちらです」

 壁から離れたテュッテは机に置いてあった地図の一箇所を指さす。

「ではそちらを重点的に探しましょう。宜しいですか、メアリィ様」

「うん、そうね。今日はちょうど満月だし、深夜の学園を探索よっ!」

 深夜の学校というフレーズに私はワクワク感を抑えきれずにオーッと拳を掲げる。

「楽しそうですね、お嬢様……」

「そりゃあ、学校で肝試しみたいなんだもん。一度やってみたかったのよね」

 深夜の学園と聞いて顔が青くなるテュッテを察することができず、テンション高めで答える私。

「きもだめしというのがなんなのか知りませんけど、深夜に学園へ行くのは感心しませんわ」

 優等生のマギルカが大変ごもっともな意見を言ってきた。

「仕方がないのっ。これも全ては研究レポートのためだからっ!」

 そんなマギルカに「~のため」という逃げの常套句で返す屁理屈な私がここにいる。

「でも、お嬢様。一晩学園で過ごされるのですか? さすがに深夜家に戻るのは危険かと……旦那様も奥様も心配なさるのでは?」

 今度はテュッテが大変ごもっともな意見を言ってきた。確かに、公爵家と侯爵家の年端も行かぬ娘が二人、深夜の学園に残っているというのもどうだろう。学園内は百歩譲って危険はないかもしれないが、それ以外はその保証がない。ここは現代日本ほど治安が良いというわけではないのだ。

 貴族が多いこの学園でこの手の噂を確かめようとする人間が少なかったのはこういう要因が含まれていたのかもしれない。

「……お祖父様に頼んでみましょうか?」

 テュッテの言葉に「さて、どうしたものか」と思案しているとマギルカがあまり気が進まないといった顔で私に進言してくる。

「学園長に?」

「はい。お祖父様がいる時計塔には寝泊まりが可能な部屋がありますの。お祖父様もたまに学園で一夜を過ごしておりますわ。頼んで泊めていただき、できれば保護者として私達と一緒にいていただければメアリィ様のご両親も安心するのではないのでしょうか。ただし、お祖父様に了承していただければの話ですが」

 学園長にだっていろいろ予定はあるものだ。いきなりそんなこと頼まれても困るだろう。だからといって試しもしないで引き下がるのは早計である。

(とはいっても、思いっきり私情だからね~。いくらテーマ探しといってもそこまでしてくれるかしら……)

「全ては研究レポートのためですわ。とりあえず聞くだけ聞いてみましょう」

 私が難しい顔をしていたら、マギルカが私の心情を察したようにウインクしながら言い、席を立ち行動を開始するのであった。

「なんだか悪いわね。私のことで付き合わせちゃって」

「お気になさらず。前にも言いましたけど私がお力になりたくて勝手にやっていることですから」

「……友っ、よ?」

 マギルカの後に続き部屋を出ながら恐縮する私に、マギルカが心にじんわりくるような台詞を言ってくれたので、思わず後ろからハグしようとしたが、予測していたのかマギルカにパッと逃げられてしまった。

(ちょっとショック)

「あ、いえっ、決してくっつかれるのが嫌というわけではありませんのよ。ただ、ちょっと、人目を気にしていただけると……その、あの……」

 私があまりにショックな顔をしていたのか、そんな私を見てマギルカが慌てて弁明してきた。最後の方は顔を赤くして俯きゴニョゴニョと口ごもっていったけど……。

「愛いやつめ」

「だぁ~から、人目を気にしてくださいって!」

 人の話を聞かずに抱きつき魔と化す私をマギルカが引きはがしながら抗議するのであった。


コミックウォーカー様よりコミカライズ第17話が更新されました。メアリィ様のせいで学園がホラー映画と化しております(笑)

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