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AI教師  作者: AKi
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一週間だけのC組授業

1年C組には京本、広瀬、持田、花咲、田中などが集まり授業を受けることになった。席順は特に決められていなかったが、急いで机を並べる際に自然な流れで京本と広瀬が隣同士になることが決まった。


「げっ、なんでお前が隣に来るんだよ」


京本は広瀬が隣に座ると思わず顔をしかめる。


「それはこっちのセリフ。それに、席順なんて気にしてる余裕なんてないでしょう」


広瀬は不快そうに眉をひそめ、京本に言い返す。


「あまり大きな声は控えてください。他のクラスにまで来て恥を晒すのは恥ずかしいわ」


持田が二人の言い合いを見て、すぐに口を挟んだ。


「っチ」


広瀬は軽く舌打ちをしてから、田中を間に挟んで広瀬と持田は席に着き、ようやく教室は少し落ち着いた。


その時、C組のAI教師が静かに自己紹介を始める。


「B組の生徒さん、こんにちは。1週間よろしくお願い致します」


教室は静まり返り、すべての生徒が教師に注目する。


「はい、今回はこのようなご足労をおかけして申し訳ありません。静かに授業を受けるよう心掛けますので、よろしくお願いします」


広瀬が立ち上がり少し小さく頭を下げる。


「それでは授業を始めます。前回の続きから公民の教科書128ページを開いてください」


C組のAI教師はまるで誤りを許さないかのような、極めて真面目な雰囲気を漂わせていた。その声のトーンは落ち着いており、冗談の一つもなく授業が進められる。


「俺らのB組のAI教師は命令口調でやっぱり厳しかったよな」


京本は広瀬と並んで授業を受けながら、ふとB組のAI教師を思い出してつぶやく。


「あんたがふざけた態度で授業を受けていたからでしょ」


「まぁ、そうかもな」


授業は淡々と進んでいき、ざわめきが遠のいてクラスの空気も次第に落ち着きを取り戻していく。

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