表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RE: BIRTH  作者: かさぶた優
4/7

海辺にて

 夕暮れの砂浜で彼女は笑っていた。

 「砂場はダメなのに砂浜は大丈夫なのね」

 おどけて笑うメアリー。

 男はメアリーの手を取る。

 「君は僕の全てだ。産まれる前から君を知っている」

 ええ、知っているわ、とメアリーは男を見つめる。

 男は本当に産まれる前から彼女を知っていた。

 だって、こうやって砂浜はで手を取り合うのは2度目なのだから。

 波が足元のと沙をさらっていく。

 心地いい風と海水の冷たさ。男の高鳴る鼓動を落ち着かせた。

 「メアリー、君を愛している。これから一生君のそばを離れない。結婚式してくれ」

 夕日がメアリーと男を照らす。

 琥珀色に染まった海が2人の愛を見届けている。

 「ええ、貴方を愛しているわ」

 男はそっと彼女の頬にキスをした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ