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公園にて
男は公園で遊んでいた。
友だちが砂場で山を作っている。
男はどうしても砂場に足を踏み入れることが出来なかった。
男の中の何かがここを拒んでいる。
そんな男に声をかける1人の女性。
「ジョン、砂場であそぶのが嫌なら私とスケボーでもしましょ」
メアリーだ。
ブロンドの髪を頭の後ろで縛った。可愛らしくも凛々しい女性だ。
男は記憶を辿る。
もっと昔。
それも産まれる前、彼女と出会っていた気がする。
それをメアリーに告げると。
貴方ってロマンチストなのねっと微笑んだ。
彼女の横顔に僕はどうしようもないほどに惹かれて言った。