奪還作戦
月詠くれはです
期待せずお読みください
全員が息を止めた
「え?へーい そこのルイっつうーボーイ?アメリカの超軍隊ニューヒューマンズっていうそのまんまの軍隊を知らないのかね?テレビ見てたらふっつーに見るはずだけど?」
知らん
断言できる
なぜなら家にテレビなんぞ高い物はないからだ
「知らんな」
「ふむ、では一から説明しよう!!まず新人類とはな!」
「オイちょっと待て見したほうが早い」
「私もそう思う」
「じゃあ 行くぞ」
と言うとホムラはかかってきた敵を避け右手を上から下へ振った
すると手に彼の名前と同じものが現れた
そう『焔』
炎は伸び剣の形になった
「これが俺の能力 実験用第零世代『焔』」
「はぁ!?何で手から炎が?」
「炎じゃない焔だ」
「あ、そう てか熱くねェの?なんで?」
「新世代っつうのは簡単に言えば改造人間 実験用零世代って言うのはその名の通り実験用として作られた最初の新人類だ、俺の場合生まれた場所は砂漠の中 俺の体は完全な熱に対する体制を持っている体の右側は火種 左側は火打ち石 まぁ右側同士を合わせても火は出る、火の力はどんな形にでも変える事が可能だイコール漫画の超能力者みたいなもんだな その中でも異色の力を持つものが居る強さ順に言うと零世代 一世代 二世代 三世代この順番だだからと言って誰でも零世代になれるわけではない 完璧な改造手術と適性が必要だ 身体能力は新人類と言うだけで五倍近く本気で走れば海上も走れるし空も飛べる あ、五倍っていうのは零世代だけの話ね そういえば弟よ 名はなんだか聞いてもいいかい?」
ちょっと意味わかんないなぁ
だが ホムラはとてつもなくすげぇ奴だと分かった
「オレェ? おらっちはねぇあんたらの仲間にしてくれよ~俺の名は桜井 ピエロ知ってるだろ~スパイ工作員 桜井家の名前は~なんせ俺の父親も、もともとレヴォリュシオンのスパイ工作員だからなぁ?そして俺は第二世代『フィクション』第二世代は第一 零には絶対に勝てないだから俺はスパイ工作員!」
「おい ホントか?こいつの言っている事」
「ああ 確信がとれた 俺もこいつの親父を知っているすっごい親父に似ているんだなお前」
若干お前バカにしているだろ...
私もそれ思った...
「と言う事は俺はレヴォリュシオンに入っていいのかな?」
「いいぞ」
「ホムラ 後ろ...」
モニターの奥で風を斬る音がした
その瞬間アークミュータントの胴体は真っ二つに割れ 割れた胴体は焼き焦げた...
「はい、終了」
「おみごとぉ~ 商品は双輔さんだよ~良しかーえろーぜー」
「あなたが言わないで...」
「おっとごめんよお嬢さん」
「早く お前ら一階に来い お客さんだぜ!まぁアメリカ軍第三世代のニューヒューマンズだぜ数は30人ほどかな...」
「双輔さん大丈夫か?」
「お前は...ハギリ...何でこんな所に」
と苦しげに答えた
「だって仲間が敵に捕まったんだ、助けるに決まっているだろ?当たり前な事を聞くんじゃない」
「すまんな ありがとう」
「行こうか...」
そして脱出作戦が始まった
「燃やし尽くせ!永遠乃焔」
「「「ぐあああああ!!!熱いぃぃぃ!!」」」
「大丈夫だ死ぬことは無い その代わりに炎が消える事はないがな」
「はかない夢を見続けろ!幻夢乃歌!」
「父さん...」「ばあちゃん!行かないでおくれ!」「姉ちゃん待ってよ!」「みんな!何処に行こうとしてんだよ!とまれよぉ!」
「ピエロ お前すごいな」
「俺から一キロ離れたら治るよ」
「ワンフィクション 俺らは大統領だ!」
「「「どうぞ お通りください!!」」」
「どんなもんだい!!これがおらっちの能力『フィクション』よ~新人類以外だったら無敵の能力を持つぜぇ~」
朝4時 ビル前 作戦終了
目標達成
死亡者0
「これにて帰還する」
戦いは終わったかと思った...
だが数日後全世界を巻き込んだ第三次世界大戦が起こることを彼らはまだ知らない...
~~~外伝 part1~~~
地面が燃えるように熱いこの砂漠に彼はいた
風は砂をおび飛んでくる砂は一つ一つが高熱の弾丸の様だった
夜になってもこの暑さはやまない...
普通の人間はここを『地獄の窯』や『冥土の入り口』などと呼んでいた
生き物は燃え、焼き焦げ一時間さえもいることを許されない
だがこの砂漠に三種類の生き物がいる ある者は体が1万度の高温に耐える皮膚を持つ虎 はたまた体がもともと燃えている鼠 砂の一つ一つまで完璧に見通せる目を持つ鷲
彼らは三つ巴の様な関係であった
だがこの動物たちの体や能力を使うある人間が生まれた
彼の名は
『赤桐 ホムラ』
彼は三匹の動物たちと次第に仲良くなり戦い方から能力の使い方などを教えてもらった...
のちに彼は米軍に捕まるがそれはまた次の話
最後まで読んでいただきありがとうございました
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