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プロローグ

この小説は、月にⅠ回出せたらいい方だと思っています。

作者のリアルが多忙な為に、亀更新になります。そのため、出来る限り、一話を長くしようと思っています。

「・・・・。僕はなんでこんなところにいるんだろう・・・。」


気がついたらそこは日本ではありえない景色の場所に僕はいた

簡単に言うと桜と雪。本来なら二つを一緒に見れることなんてないのに、桜と雪が共存して神秘的な世界を造りだしていた。

薄桃色の花弁と雪の白さ。ぴょん、ぴょん・・・と目の前をはねていくウサギ。そのウサギは色が白とか茶色とか普通の色でなく、空色のウサギだった。

それでここは現実ではないんだと僕は気がついた


「もしかして、異世界?」


そんな独り言をつぶやいても、応える人はなく散る桜としんしんと降る雪に静かに消えていった


「とりあえず・・・寒い・・・」


僕はここに来る前に綿の半袖のYシャツとジーンズという、いかにもラフな格好で図書館に行くために自転車に乗っていた。ちょうど夏休みで宿題を少しでも涼しい場所で・・・ということで図書館に行くつもりだったけど、なんでこんなところにいるんだろう・・・。

手荷物は宿題の入ったカバン。中身を確認すると、宿題、筆箱、タオル、水筒(1ℓ)おやつで買ってきた食べると口の中の水分が失われていくカロリー●イト的な物。個人的にいつも持ち歩いてる飴玉の袋。それと家の居間に置いてあったビスケット。

「菓子多っ」と突っ込みたくなるところだが、ある意味食料には困らないかもしれない。


「さむい・・」


自分で意識しなくてもカチカチと歯と歯がなる。綿のシャツとジーンズに寒さが防げる機能なんてあるわけがない。

とりあえず、どこか・・・寒さを防ぐ場所に行きたい・・・そう思い僕は雪の積もった足場の悪い地面をゆっくりと歩き出した


やばい・・・。なんだか目の前もぐらぐらしてきた

視界もぼんやりして、うまく前に進めないや・・・。


足が何かにつまずいて、僕はそのまま雪に倒れた

つまずいたものを顔をずらして確認すると、乗ってきた自転車がそこにはあった

どうやら、雪に埋もれていて近くにあったのに気がつかなかったようだった


こんなところに・・・あったんだ・・・。ぼくの・・じてんしゃ・・・

あれ・・・?なんだか、雪があったかく感じる・・・・。

もう・・・、いいや・・・。あったかいなら・・・ここで・・ねても・・だいじょ・ぶ・・・だよね


そして僕は意識を失った

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