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精算へ向かう?ふたりの明日は…、運命を感じたのだが…。

心の病で投稿が    遅れました。     すいませんでした。  いつも、       ありがとうございます。            ~あなたとは

  男と女という     関係じゃあなく

  人として…、

  これからも~


友紀は哀しかった。


 ~ごめんなさい。

  あなたのメールの、  あたしだけを     愛すことは      出来ない、      って言葉が…、

  引っ掛かるの~


 ~ただの友達

  って言われた方が

  ましだよ~           

お互いに

イライラを

隠せないメールが

続いた。

友紀には家族がある。

このままで良いはずが ない。

ふたりにも

わかっていた。    でも…。


新年を迎えた。メール。

新年の挨拶。

1月の休みを

合わせて

逢うことに…。

逢う前日、

友紀は千尋に

手紙を書いた。    出逢った日からのこと、

千尋への気持ち、

これからのこと、

便箋に10枚。    終わりに向けての

千尋への

感謝の気持ちを綴った。


いつもと変わらない

待ち合わせ。

出逢い。

車に乗り込む。                「恋人じゃあ       ないから…。」


手を繋ぐことはなかった。

食事をし、

前から行こうと    言っていた、

バッティングセンターへ。

楽しく、

笑い、

いつもと変わらない。

時間だ。

千尋の誕生日は過ぎていた。

メールはした。

友紀はケーキを買って 来ていた。

ローソクに火を着けた。

歌を歌う。

驚く。

すぐに、あの笑顔に。

直接祝いたかった。

ケーキは

すみれちゃんの分も。

持ちかえって

もらった。


家のそばに

車を止める。


「千尋、話があるんだ。

 僕は君が大好きだ。」


「初めて、

 ちゃんと聞いた。

 何考えてるのか…、    不安で…。」


「ずっと、

 千尋を見ていたい。  でも…。

 今日は終わりにしょう と思って…。

 手紙、書いたんだ。」


「ずっと一緒にって…、

 手紙受け取ったら

    終わりだよ。」           出した手紙を

友紀は引っ込めた。

千尋は

泣いた。

小さく泣いた。    友紀は指で

涙を拭った。

“ごめんね”

心でつぶやきながら…。

何度も、

何度でも…。


***********

親愛なるあなたへ

元気で良かった。

結婚、おめでとう。

幸せにね。

今まで

ありがとう。



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