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フェーズ

これは、元めんどくさがりの男が異世界で英雄になるまでの話である


第72話フェーズ


ユウキの準備した空間での特訓から約4日が経過した

ルーズ達は何とかソロでオークキングを討伐できるほどに成長を果たした

それも当然寝ず食わずを4日間も時には実際であれば死ぬであろう攻撃も受けてきたのだ


4人の成長を見ていたユウキは一度休憩をはさむことにした


「おいユウキあいつら無限に湧いてくるじゃねぇか!!しかも休憩もなしってどれくらい時間たったか

もうわからねえよ」


地面に倒れこみながらルーズが愚痴る


「でも僕達ものすごく成長できてるよ」


シェフの言葉に各々が確かにと感じてはいた

感じてはいたが


「さすがに死ぬわ!実際死んでないけど」


と話しているのを見てユウキは


「じゃあ次のフェーズに移ろうか」


とルーズ達にはもう悪魔にしか見えない満面の笑みで言った

ここから第2フェーズに移行すると言ったのだ

そう先ほどまでの特訓は第1フェーズつまり準備運動だったのだ

準備運動であのレベルだぞ!?死んだわ…

各々が軽い絶望をしながらもユウキは


「大丈夫だよ第2フェーズは、さっきまでの戦いにちょっとしたものが足されるだけだから」


と言いやがった


「そうなのですね、よかった~」


「ココロわかってないよ ユウキのちょっとはね、私たちにとっては地獄なのよ」


アリサとココロの会話を聞きユウキは心外だなと少し傷ついた…?

1時間の休憩を取りまた魔物討伐を開始した

だが4人は違和感を感じていた

なにも変わっていなくないか?

そう魔物強さも数も何も変化がなかったのだ

皆ユウキが冗談を言ったのかと一瞬安堵した瞬間であった

体中にものすごい痛みが走った

その痛みは初めの1,2日感じ続けていた痛み

そう“死”の痛みだった

だがその原因が見当たらない敵の新たな攻撃方法か?

否違った4人それぞれの前にとある人物が現れたのであった

その人物は赤黒い髪の毛をし自分たちと同い年に見える少年の姿


『ユウキ!?』


と全員がユウキが元居た場所を見るとユウキは普通にその場所に居た

ユウキが増えた!?

否増えたのではないコピーである

ユウキ使う技に容姿など様々な能力を完全にコピーした

ユウキ(コピー)であった

力に関しては半分までしか再現できなかっただが

その半分ですら4人を1度殺すほどの強さを有してた


「なにがちょっとだよ…」


とルーズは愚痴をこぼした、だがなぜだろう

ルーズの中ではそれ以上のわくわくがあった

このユウキにタイマンで勝つそれがフェーズ2

ユウキはフェーズを3個準備していた普通ならフェーズ1で1週間使ってしまうほどの特訓だ

だがユウキには確信があった

みんなならフェーズ3をもクリアすると

そこから始まったのは

魔物討伐もしながらユウキ(コピー)との戦闘だった

ただでさえ数が多い魔物を討伐しながらユウキ(コピー)の相手だ

なんとかソロで倒せるようになったと言ってもだ

それ以上の化け物が同時に襲い掛かってくる

先ほどの10倍以上の難易度になっていた

ユウキ(コピー)のもっとも厄介なところは魔物の動きに合わせて動いてくるところだった

魔物を攻撃しようとするとユウキ(コピー)の攻撃が来る

またユウキ(コピー)に集中すると魔物にやられる

この連携を崩すまたは対処しなければユウキ(コピー)に勝つことは

実質不可能

連携を崩す?無理だ相手はユウキのコピーただでさえ強いのに魔物もいる

片方だけに意識を持っていくとおしまいだ

残るは対処するだけ

対処?無理に決まっているどちらか一体が隙を見せてくれたら楽だ

だがそんな隙などあるわけがない

どうすれば良い!?

どちらかを…

どちらかを?

違うどちらかじゃない


「そうか分かったぞおおおおお」


ルーズが声を発した瞬間であったユウキ(コピー)は、その隙を見逃さなかった

魔物と同時にルーズへ一撃を入れようとした瞬間だった

ルーズは2体の攻撃を見事に受け止めたのであった

だが3体目の魔物に隙を攻撃され吹っ飛んだ


「ってて 油断した」


と言いつつもしっかり3体目の攻撃も何とかガードが間に合ったようだった


「おいみんな聞いてくれ!一体を見るんじゃないすべてを見るんだ」


「なるほどそういうことか」


「ユウキらしいやり方ね」


「全てですか…?」


とココロは、まだつかめていないようだが

ルーズはユウキを見ながら


「そうだろユウキ!」


とユウキの方を見て言った

ユウキは何も言わなかっただが

ユウキの顔は、少し嬉しそうだった


                 第72話完

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