表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/72

ユウキと護衛任務

これは、現世では、めんどくさがりの男が異世界で何故か英雄になるまでのお話である。


第52話ユウキと護衛任務


ユウキが記憶を失って2週間が経過しました。

ですがユウキの記憶が戻ることは、ありませんでした。


「本日より聖女候補達の遠習を行う」


と言ったのは、今回の聖女候補達の遠習の顧問的立ち位置の“バーン・アング”という

校長でした。

普段は、校長が遠習に校長が来ることは、無かった

今回校長が参加した理由を知るのは、ルインだけだった。


「先生ちょっといいですか?」


と手をあげて言ったのは、アリサと同じ聖女候補の

ウィーン・セシリアであった

アングはセシリアに


「何だい?」


と聞くとセシリアは


「聖女候補の護衛には、学園で優秀な人達が担当すると聞きました」


と言うとアングは、


「確かにその通りだよ」


と返しますがセシリアは、不満げに


「じゃあ何故護衛人数がたったの4人何ですか!しかもリーダーがあのいかにも弱そうな男子なんて」


とセシリアが指をさした方向には怯えた様子でいるユウキでした。


「そもそもアリサさんはこの人たちでいいんですか⁉」


と聞くとアリサはセシリアに


「大丈夫だよ♪私は、皆を信頼してるし」


と返答をしました。

アリサとセシリアの会話を見ていたルーズは、


「しっかしアリサさんは、スゲーなあんなユウキを見ても普通でいられるなんて」


と言いましたが、シェフがルーズの言葉に


「それは、ちょっと違うよ」


と言いルーズは、


「どういうことだ?」


と返しシェフは、ユウキが記憶を失い寮に戻った後の事を話しました。


~2週間前~


寮に戻ってきたユウキ達は、寮の入り口を開けるとおいしそうな匂いが寮全体に広がっていました。

ユウキ達は匂いがする方へ歩いていくとアリサが夕食を作っている最中でした。

アリサは3人が帰った来たのに気づきました。


「おかえ…」


と言葉を発しようとした瞬間アリサの目には、今までと様子が違うユウキの姿がありました。

アリサは、何かあったと察しシェフとココロに事情を聞きました。


「記憶喪失ねー…でもユウキは、ユウキ私の中では、何にも変わらないよ」


と言い自分の部屋に戻っていきました。

アリサの後姿を見てシェフは、心配になりこっそり後を付けるとアリサは自分の部屋で

何かの本を出し読み始めました。


シェフは、本の中身が気になりアリサに悪いと思いつつ中身を見るとそこには…


~現代~


「一体何の本だったんだよ」


とルーズがシェフに言うとシェフは、


「記憶喪失を治すための方法とか色々と…」


と言いました。ルーズは、アリサが落ち着いている理由がなんとなくでわかりました。

アリサは、ユウキがいかなる状態になってもどうにかできるように準備をしていました。

ですが、アリサは、色々と試した結果は、見ての通り治らなかったようでした。


「今回の遠習は我々教員が参道することが出来ない」


とアングが言うとセシリアがアングに


「待ってくださいだったら誰が私たちを…」


と言うとアングは、笑顔で一言


「護衛がいるでしょ」


と言いました。

セシリアは、アングにまだ言いたいことがあるようでしたが

セシリアを無視し


「それでは、今から聖女候補2名と護衛4名計6名による遠習を開始する」


と言い姿を消しました。

護衛組の(ユウキを除く)全員は


(セシリアさんってもしかして性格に難あり?)


と思いましたが、移動しながら自己紹介をするとセシリアが怒っていた理由がわかりました。


「つまりセシリアさんは、護衛組に生徒会長が居るって聞いてたの?」


とシェフが聞くとセシリア申し訳なさそうに


「はい…」


と返事をしました。

実際ユウキが記憶喪失になってすぐにシオリが自分も護衛任務に参加すると言いはじめ

その話が学園内に広まり生徒会長が護衛任務に来るとなっていたようでした。

ですが当日実際に護衛を見ると生徒会長は、居なくたったの4人の護衛でした。


(そりゃ怒りたくもなるわなぁ)


とルーズも思いつつ歩きました。

その後数分経過し道中では、何故か弱い魔物などしか出なかったので何とか

安全な道のりでした。


「アリサ様とセシリア様大丈夫でしょうか?」


とココロが聞くとアリサが


「大丈夫よ、この馬車が快適だから」


と向かいに座るココロに言うとセシリアが


「ただこの馬車を引いてるのがまさかフェンリルなんて思いもしませんでした。」


と言いました。

ココロは、2人に


「私も驚きました。使い魔って普通は、主の魔力が必要なのですが…」


と言いその会話が聞こえていたのかフェルは、馬車に乗ってる3人に


「私は、主にもしもの時の為にとある魔法を教えてもらったのだ」


と言いセシリアは、フェルに


「あなたの主っていったい誰です?」


と聞きフェルはユウキの方に顔を向け


「あの人だ」


と言いセシリアは、


「あんな弱そうな人が…」


と言いアリサは、セシリアに


「ユウキは、弱くないよ!」


と言った後に超小声で


「今は、どうかわからないけど」


と言いました。


          第52話完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ