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プロローグ
「クソ、もうそろそろか」
「たった25年か、、」
豪華な病院の一室のボヤける天井を見ながらそう呟いた。
20歳で現代医学では治せない病気かかってしまった。
当時は余命1年と言われたが5年も生きてやった。
はっ
思い返せば、色んなことがあった。
15歳という年齢で剣豪の名をもらい、それなりに富も築いた。
自分で言うのもあれだが、侍としてこの世に名前を残せた。
この世に悔いはないと思っていた。
「それだけで十分だと思っていたのだか」
・・・・はっはっは
笑える、、
いざ死に向き合うと、生きたくなる。
もし来世というものがあるなら、次は他のことを極めよう。
さらば、この世よ、、、
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