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家族の優しさ





~1週間倒れていたときのクライムの夢の中~



クライムは今二人の記憶が混ざっている。消えかけた青年の記憶と

新しく芽生えたクライム・ヘラ・ラファエルの記憶とが。

青年とクライムは同一人物であってどう人格ではない。

青年はこれからどうするかクライムにきいた。

クライムも青年の記憶を見て少しだけ精神年齢が上がっている。

クライムは「もう⚫⚫は頑張ったよもういいよ!」といった

青年は「俺の記憶を見たんだな」とつぶやく。

青年はそこで「記憶を見たなら知っているだろう」

「俺がもらったスキル(罪)このスキルは俺を壊した」

「これから起こりうる未来を見てまで何故」

「ここで俺が壊れるとスキルから護れなくなる」

「あいつからもらうはずだったスキルがあれば

...このスキルを託さずすんだのに」

「しょうがない、俺はこんなものを渡したくないが...」

「渡さないとクライムの未来も潰すことになる」

「何の因果か知らないがクライムを助けられるのは

 俺の記憶とこのスキルだけ」

クライムは大きく頷き

「大事にするねこのスキル無垢なる大罪を」

「気をつけろこのスキルは毒にも薬にもなるものだ」

「大罪にのまれるなよ....う゛!」

クライムは青年からもらった光輝くスキルを手に取り

額に押し込んだ。すると青年いや”瀬戸優”の記憶が入ってきた。

そして光が瀬戸優の元へ運び

[大罪にのまれし瀬戸優よ汝に安らぎを与えたもう]

すると優の体が天へと昇っていった。

[優は本当優しいなー]

とつぶやいた。そして頭の中で音がなる

[大罪、美徳(ラファエル)を獲得]

[ラファエルのスキルによりあなたの大罪の呪いをとかせていただきます]

[解けるまで7日かかります。それまでのあいだおやすみなさい]





~一週間後~

クライムはガバッと体を起こした。

すると目の前にはお母さんとお父さんが立ってびっくりしていた。

クライムが困惑しているとお母さんが泣き崩れお父さんに

「よかった...本当によかった」「ああ...本当によかった。」

僕が目覚めただけでこんなに泣いてくれる

優しい家族がいる。こんな幸せなことは一度もなかった。

優の家族は一週間寝込んでも「早く学校に行け」と言われていた

家族の優しさに目を滲ませ、迷惑かけたと思い、

父親に泣きながら謝ったら抱っこされ

「謝るんじゃなくてクライムがもっと甘えてくれたらパパ嬉しいな」

といい背中をトントンしてくれた。

トントンされるうちに眠くなってすやすやと眠ってしまった。

そしてこの後からクライムは両親にべったりになった。

「お父さんお母さん一緒にねよ~」

それから毎日家族と寝るのが普通になっていった。


家族の優しさは難しい。

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