憤怒の大罪
そして月日がたち3歳になった。
クライムは青年だったことをこの三年間でほぼ忘れてしまっている。
その影響か精神年齢が見た目のまんまになってしまった。
しかし成長には影響なく。
クライムは順調に成長し身長は100cm体重は15kgまでになった。
この日は3歳の誕生日ということで。神様から贈り物があるそうだ。
この世界では神様は
3歳、7歳、15歳、18歳、20歳、になると夢の中でスキルをくれるそうだ。
3歳では自分の人生を決める職業スキルがもらえる。
そして誕生日当日クライムは何のスキルをもらえるか楽しみにしていた。
しかし、両親は心配していた。
なぜなら、教会に魔王と言われてしまっている状態なのだから。
そんなことはつゆしらず。クライムは大はしゃぎしていた。
これを見たアクセルは「この調子だと大丈夫そうだな」
と思っていた。
アクセルはここで後悔することになる。あんな出来事が起こるなんて・・・・
その日の夜ベッドに入ったクライムは何をもらえるか楽しみにしていた。
そして睡魔に誘われるように深い眠りに着いたのだった。
クライムは暗闇に落ちていった。
そこに見覚えのある仮面を被った男がいた。
「約束を覚えているか?」
そこでクライムは思い出した。過去の記憶を
辛い過去を思い出し泣き出すクライムに
仮面の男は「本当に復讐したいのだな」
クライムは大きく頷いた。
「覚悟は決まっているようだ」
「お前に最初の大罪をくれてやろう」
そしてからだの中に入ってくる黒い固まり
クライムは入った直後発狂した錯乱しからだが蝕むようにいたい。
そして仮面の男はこういった。「試練に乗り越えた先に大罪はある」
そういって仮面の男はクライムの目に黒いモヤを発生させ。
最後にこういった「憤怒の大罪よクライムをどうか地獄から救ってくれ。」
そしてクライムは目の前に気配を感じ、
そして一瞬で意識を刈り取られた。
「最初の大罪憤怒、汝はクライムを守ると誓うか」
と仮面の男がきくと、
「必ず憤怒の大罪としてクライム様を助けると誓う」
紙が表れ大罪の男はサインをかいてゆく。
「⚫⚫さま、必ずや主君を救って見せましょうぞ。」
「うむ、それまでクライムの護衛頼んだぞ。」
「それでは言ってまいります」
そして大罪の男は闇に溶け込み消えて行った。
仮面は闇に向かってこういった。
「美徳お主の顔がもうそろそろ見れそうじゃ」と
言葉を残し消えて行った
~アクセル~
真夜中、大声にびっくりして目が覚めた。
メイドはすでに大声の部屋に向かっている。
アクセルが到着すると。
ソフィアがいてクライムの看病をしていた。
額に汗がダラダラ流れていて目から血涙が流れている。
そして印象深いのは治ったはずの額のきずが開き赤黒くなっている。
アクセルはびっくりし回復呪文をかけるが傷が閉じない。
1時間経って魔力がつきかけているときそれまで何もなかったのように
額の汗と傷が消えた。
それから朝まで様子を見ることにした
だがそこから1週間クライムが起きることはなかった
1週間後、クライムが目を開けたときいてクライムに挨拶しに行ったら
「心配かけてごめんなさい・・・・」と泣いて謝られたときはびっくりしたが、
抱っこしてやると安心したのかすやすやと寝てしまった。
その日からソフィア俺クライムがいっしょのじかんに寝ることにした。
クライムはあれから俺かソフィアがいないと
寝れなくなってしまったらしい。
このことがあってよりクライムが甘えて来るようになった。
うれしいのと心配で複雑な気持ちだが甘えてくれるの今しかないので
存外に甘やかそうと思っている。
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