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無能と呼ばれパーティーを追放された俺だが、「無能とはいったい何のことですか?」 俺は、精霊たちの力を使い無双し自分だけのハーレムを作り上げる!  作者: 夢見叶
第二章 竜人族の少女

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第二十一話 依頼完了と報酬

 トレントの討伐を終えた俺たちだが、今目の前に広がっているのは変わり果てた森の姿。さてこれをどのように説明したものかと少し悩んでいた。


 俺は、探知の魔法で森一帯の気配を探る。するとトレントらしき気配はなく、ただ一つ大きな力を秘めた存在の気配を感じたが、こちらへの敵意は無さそうなのでスルーすることにした。今は森にいた全てのトレントを討伐し終えたことを報告して何とかなったらいいなとだけ考えていた。


 何とか必要最低限の討伐の証拠も回収は出来た。


「村へ戻ろうか」


「はいです。でも私たちつかまるんですか?」


「そんなことはないよ。ちゃんと説明したらわかってもらえるさ」


「はい」


 少し落ち込み気味に答えるヒストリア。まあそうだろうな。戦闘に入る際に俺は火の魔法はだめだと言った。だが。驚きのあまりとっさに火の魔法を使ってしまいこのようなことになっている。ヒストリアも自分がやってしまったことをよく理解しているし十分に反省もしている。だからこれ以上何も言う気はない。後の責任は俺が取らないといけないしな。


「ほら」


 俺はヒストリアに対して手を差し伸べる。その手を取るヒストリア。


 その手は少し冷たくよほど怖かったからこその魔法だったのだろう。


 だからこそ俺はヒストリアの手を引き村へと戻ったのだった。


 村の冒険者ギルド、俺たちはそこの受付で今回の討伐で森を焼いてしまったことを話した。


「まさか! この少女にそんなことが出来るはず無いではないですか」


 ヒストリアが森を焼いてしまったことを聞き、少し信じられないという顔で驚いている。


「では、誰かに確認に行ってもらってはどうでしょうか」


「分かりました。そこまでおっしゃられるならギルドの職員に確認に行ってもらいますので、しばらくお待ちください」


 ギルドの奥へと行く受付のお姉さん。


 俺がお姉さんと話している間、ヒストリアは俺の後ろで服を掴んで隠れていた。


 それから待つこと一時間程、ギルドにある食堂にいた俺たちの元へお姉さんがやってきた。


「申し訳ございません!」


 来るなりいきなりそんなことを言いながら頭を下げるお姉さん。


「どうしたんですか急に!」


 急に頭を下げられても困る。周りには他の冒険者がいて、その全ての視線が俺たちへと注がれている。


「頭を上げてください」


 俺はお姉さんの頭を上げてもらうように促す。


「はい、ではこちらで今回の報酬の話にうつらせていただきます」


 俺たちはお姉さんにつれられてギルドの内にある部屋へやってきた。


「まず、依頼についてのお話です。ギルド職員に確認に行かせたところ、確かに森の三分の一が焼けておりました。ですが。それと同時に先日まで確認されていたトレント全ての反応が消えておりました。そのため今回の森の焼失に関しては不問とさせていただきます。その上でトレント五体討伐の依頼報酬に合わせまして、全トレント討伐の報酬といたしまして、三リア金貨を報酬としてお渡しさせていただきます」


 俺たちの目の前に三リア金貨が出された。これだけあれば普通に生活していれば数年は暮らせるだろう。それだけの報酬が支払われたのだ。


 それと、


「今回の依頼達成によりアルクさんの冒険者ランクがDからCへと昇格しました」


 俺は少し驚きもしたが、ガイルのパーティーにいたときに後一つの依頼完了でランクアップであると言われたことを思い出して納得した。


 そして、報酬を受け取る。


「アルクさん、冒険者ギルドを出たらお気をつけてください」


 俺たちが部屋を出ようとした時そんなことを言われた。一体何の忠告だと少し疑問にも思ったが、一つだけ思い浮かぶことがある。


「はい、分かりました」


 俺はそれだけを返して部屋を出た。ヒストリアはお姉さんに一礼する。


「お姉さんの最後の忠告みたいな言葉はなんだったのですか?」


「ああ、たぶんあいつらの事だろう」


 俺はこのギルドに入ってきたときのことを思い出す。そこでのごたごた、たぶんあの時に絡んできたやつらのことだろう。そいつらが俺たちがギルドから出てくる所を狙って何か仕掛けてくるかもしれないと言いたいのだろう。だが、別にそうであったとしてもどうとでもなる。


 などと考えながら、ギルドを出て行く。


 すると、


「やっと出て来たぜ」


 冒険者ギルドで絡んできたグルドと言う男が近づいてくる。


「はあ~」


 俺はこんなテンプレ的な展開にため息が出る。もう少しどうにかならなかったのかよ、しかも丁寧に声を掛けてくるなんよな。


「なんのようだ」


「分かりやすくて助かるぜ、ついてきな」


 俺はグルドについていくのだが、


「お兄ちゃんついて行っちゃだめです! さっきお姉さんが気を付けてって言ってました。危険です!」


 ヒストリアが服を掴んで俺を止める。


 だが、


「心配するな」


 一言だけ言うと、ゆっくりと服から手を放すヒストリア。


 俺はがヒストリアと話している間少し足が止まっていた。


 そのことに対して、


「何やってんだ! さっさとついてこい」


 少し怒り始めるグルド。


「分かってるよ」


 俺とヒストリアはグルドに先導されて人通りの少ない広場へと連れてこられたのだった。

 最後までお読みいただきありがとうございます。


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