013_初めから話そうとすると宇宙誕生
「初めから話そうとすると宇宙誕生のあたりからかな?」
ええと、明確にこの宇宙が誕生した瞬間を確定できないのでは、
なんでも、前の消滅?消失?縮小?から、
ほぼシームレスでこの宇宙が始まっているらしいですよ、
ウロボロス的な感覚なんでしょうかね?
「そーなの?ビックバンから始まってるんじゃないの?」
どうなんでしょう?
僕もちょっとweb記事を斜め読みした程度で、
うろ覚えなんですけど、
ビックバン以前はどうだったのかとか、確かに、
その前からの連なりはどうなっていたのかというと、
妥当な意見かもしれないなぁとか、
いやまあ、始まりの定義の問題ではありそうですが。
「いや、どちらにせよ、TRPGの歴史を語り始めるのに、
宇宙開闢の話から行くのはやりすぎですね」
うまちゃん、それはそうだね。
やっぱり、ラスコーの洞窟壁画くらいから始めるべきだよねぇ?
「どうしてそうなる?いやまああれは良いものではあるけど、もぐ」
RPGってさ、こう、会話のゲームじゃないか、
シミュレーション的な感じで、話をしていたものが原型だと思うんだよ、
で多分狩の手順を確認していたり、振り返って反省したりしたときに、
話し合っていたものが原初的なゲームに当たるんじゃないかな?って。
なら、その時に使用した、フロアマップ的な?描きものが?
ラスコーの洞窟壁画じゃないかなぁ、とか?
「一理あるな、もぐ」
「ねーよ」
「ありませんのでは?」
ううんそうかなぁ?
「その論調で言うと、言語ができて計画を練ったあたりから、
ゲームの歴史が始まっているということになりますよ、
対話が全てゲームなら、しゃべった時点で始まりなの?」
うまちゃん、それだ、
意志の疎通を試行錯誤していた時点でゲームが始まっているんだよ、
なるほどなぁ。
「人生はゲームだったか、いや、人類はゲームだったのだよ!」
「な、なんだってー、とか言わせたいのでしょうか?」
柚木部長のボケか本気か分からないネタに、
律儀に付き合う程度には知っているのですね、うまちゃん。
「うまじゃない、結愛。
ただの対話とゲームの違いというのはあると思うのよ、
つまり前提条件のすり合わせがあるかどうか?
これはゲームですという共通認識がある対話は、
すなわち全てゲームということになるのかな?」
何か哲学的ではありますね、
どちらかが一方的にゲームであると宣言している場合とか、
ゲームだと思い込んでいる場合とか、
逆に遊びではないと捉えている場合とかありそうですね、それ。
「認識のすり合わせが大事なのであるなぁ、
共通幻想で巻き込むような感覚で、全てがゲームだとか、
行ったりすると、悪の支配者っぽいな、うけけ」
なんという笑い声を、柚木部長、
似合いますね、すごく、小物っぽい。
つまり参加者全員がそれをTRPGだと認めたら、
そうだという話であるなら、
最初はどこなんでしょうね?
「調べてみよう、そうしよう」
活動記録、13ページ目、終了




