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「ここが、ボス部屋っぽいなあ・・・。」
「たいちょーこんなでかい扉がボス部屋ってなーんかあからさますぎません?・・・罠じゃね?」
突入した部隊の眼前には見上げるほどの扉が聳え立っていた。
ものすごく罠っぽいので、みんな立ち往生していたのだ。
「どうすんだよ」「やっぱこういうのは最初に発見したやつだよな」「誰だっけ?」「そんなの決まってんだろ」「ああ、あいつらか」「特攻部隊か」「そうだな、あいつらなら」「おーい明後日特攻部隊ー」「出番だぞー」「得意の特攻だー!」「特攻!特攻!特攻!特攻!特攻!」
「やかましいわーーー!隊長も何とか言って下さいよー」
「ふふふ・・・ふははははははあああ!どうやら俺たちの特攻がお望みのようだなあ!そんなに見たいならみせてやろう!行くぞおおおおおお特攻だあああああ!!」
「だめだ、この隊長。ちょっと嬉しそうだし・・・。」