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メール確認お忘れなく  作者: マサキ
3/11

3話

僕とカズヤは今生徒指導室にいる。

「お前たち、なぜ呼ばれたのか分かっているか」

スキンヘッドでサングラスをかけた先生が僕たちに質問してきた。

「さっぱりわかりません」

「同じくです」

なぜ呼ばれたのかさっぱりわからない。

先生はため息をついた。

「先生大丈夫ですか?僕たちで良ければ相談にのりますよ?」

「俺たちは口は堅い方だからな。なんでも言ってくれ」

「…実はな、全女子生徒の約9割から同じ苦情が来たんだ」

僕とカズヤは驚いた。

9割の女子生徒って400人近くいるじゃないか。

そんな多くの生徒が急に苦情を挙げるなんて、深刻なことに違いない。

驚きと同時に、僕たちは少し嬉しい気持ちだった。

この先生は、そんな大問題を僕らに相談してくれている。

信頼されるって嬉しいな。

「それで、なにがあったんですか先生」

「実は、変なメールが届いたらしいんだ。いかがわしい画像やらが添付されていたようでな」

なんてことだ。

そんなこと当然女子生徒が不快な思いをするに決まっている。

「いったい誰がそんなことを」

「許せないな。一発ぶんなぐってやりたい」


・・・


「女子生徒側の主張としては、その犯人を血祭にあげたいと言っている」

「そうですね。それくらいしてやらないと僕だったら気がすみませんよ」

「俺もだ」

「「やりましょう。理事長を血祭りにしてやる」」

「いや、女子生徒はお前たち2人を血祭りにしたいらしい」

「「理不尽だ!」」

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