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箱をあけよう  作者: ひろりん
第4章:王城編
79/240

狙われるんですか?

おはようございます。


本日は、本当に良い天気です。


鳥の囀りで目覚める朝です。

のどかですね。


私の部屋は、月明かりはおろか、朝日だってはいらないのですが、

窓の前に木々が生い茂り、鳥が朝から騒がしいです。


どうやら、私の部屋の前の枝ぶりが、鳥達にとって、

とっても居心地が良いらしく、集団でとまってます。


神様の守護者の、訳のわからない能力のお陰で、

ピーピー、チチチっていう、普通の囀りが、

「ねえ、ちょっと、聞いてよ。 旦那と喧嘩しちゃってさあ。」

という、普通の会話に聞こえるのです。


鳥達、それにしても、随分おしゃべりです。

マシンガントークです。

お陰で、朝から、鳥達のおしゃべりが脳裏に焼きついてしまいました。

鳥達の家庭の事情に詳しくなって、どうするんでしょうね。私。




むくっと起きて、ぺたぺたと歩いて、鏡の前に立ちました。


おお、驚きです。

顔は、いつもと変わりませんが、

変わっているのは、髪です。


今朝の私の髪の調子は、抜群にいいです。


なんと、跳ねてません。

今まで生きてきて、苦節20数年、

いまだかつて、寝癖が無い日は、思い出すことも出来ません。


それも、これも、マーサさんにもらった、

ナイトキャップ様の威力ですね。

本当に、すばらしいです。


るんるんで、顔を洗って、髪を櫛でとかして、

侍女服を身に着けて、朝のお仕事にいきます。


髪の手入れに時間が掛からない生活って、すばらしい。



部屋の鍵を開けて、外に出ようとしたら、ずるっと

足元が滑りました。


照が、とっさに受け止めてくれなかったら、

確実に、お尻強打です。


(足元に気をつけなさいよ)


ありがとう、照。

でも、何で滑ったんだろ。


床を見ると、折りたたんだ紙が一枚、

それは見事な足型が、くっきり残ってます。


私の足跡ですね。



なんだろうと、紙を開けようとしたら、

ノックされ、部屋のドアが開きました。


ローラさんが、迎えに来てくれたみたいです。


「おはよう、メイ。 そろそろ行くわよ。」


さわやかな笑顔で、さっさっと歩いていくので、

慌ててついていきます。

さっきの紙は、ポケットにとりあえず押し込みました。


3時の休憩の時にでも、見ることにしようと思います。


朝の支度の確認をして、王妃様を起こします。


窓のカーテンをざっと引いたら、

眩しいくらいの朝の光が入ります。


部屋のほぼ中央にある、大きな天蓋ベッド。

そこにも、カーテンみたいな布がかかって、王妃様の顔は見えません。


「おはようございます。 マリア様、お起きくださいませ。」


ローラさんは、ベッドの側で、王妃様に声を掛ける。


どうやら、王妃様、低血圧のようで、うんともすんとも言わない。

2,3回、同じように声を掛けたが、返事はない。


「マリア様、失礼いたします。」


ローラさんが、ぐっと頭を持ち上げ、

ばさっと天蓋の布を上に跳ね上げました。


そのベッドには、誰も居ません。

王妃様の寝顔は、おろか、ふくらみすら見つけられません。


それどころか、使った形跡もありません。


えっと、王妃様は、どこに?


ローラさんは、ため息を軽くついていますが、慌てた様子はありません。


そのまま、すたすたと歩いて、お部屋の外の警備に話しかけました。


「王妃様は、王の間でしょうか。」


「昨夜の内に、王様からのお呼びがあり、出向かれたとのことでした。」


そうか、王妃様って言っても、ご夫婦だもんね。

ご夫婦が一緒でも、悪いことはないよね。

むしろ、いい事だよ。


でも、警備の人、王妃様がいないのわかっているくせに、

教えてくれないなんて、ちょっと冷たいですよ。


「そう、伝令がこちらに来てなかったものですから、ありがとうございます。」


ローラさん、何、お礼を言ってるんですか?

そのまま、なんでもない顔で、すたすたと歩いてます。


「ローラさん、伝令って? 

 それに、どうして、お礼を言ったのですか?」


ローラさんは、歩きながら、答えてくれました。


「今回みたいな場合は、通常、王様付の侍女の方から伝令が、

 来るものなのだけど、今日は、間に合わなかったみたいね。

 それと、警備の職にあるものは、警護対象の行動を報告以外で口にすることを

 禁じられています。 今回は、顔なじみの警備の方でしたので、

 融通を利かせてもらいました。 だからこその、お礼です。」


なるほど。

警備ってのも、楽じゃないんですね。


でも、伝令か。

誰かが、ローラさんに知らせに来るんですね。

今回のケースだと、真夜中や、早朝に

ローラさんに知らせに来るんですよね。


夜討ち朝駆けですね。

侍女のお仕事って、大変だね。



せかせかと歩いて、同じ階にある、王様のお部屋の侍女部屋を訪ねました。

王様のお付の侍女は2人のはずですが、一人しかいませんでした。

もう一人は、昨日から、体調不良の為、お休みだそうです。


王様の侍女は、ロッテンマイヤーさんのような、

背筋がぴんと伸びた、50代くらいの女性。

グレーの髪にグレーの瞳が、厳しそうな印象をかもし出しています。


「朝一番に伝令を出したのですが、すれ違いになったようですね。」


この女性は、ネイシスさん。

侍女頭をなさってます。


無駄口など、一切叩かない。

ぱきっとした態度が、口答えを全て封じてしまいます。


ローラさんと私に、朝食の支度の用意を言いつけられたので、

私達は、王様と王妃様、両方の食事を取りに行くことになりました。


どうやら、一緒に朝食を取られるようです。


厨房に行き、食事をワゴンに乗せて、

慎重に、そして、足早に運んでいきます。


王様の私室ではなく、本日は、大食堂で食べられるそうです。


ローラさんの後を遅れないようについて行き、

大食堂に入ると、執事のセザンさんや、マーサさん、侍従の方々が、

テーブルを綺麗に用意されてました。


このテーブル。

無駄に長いです。

全長3メートルはあるでしょうか。

ダックスフンドの胴の様に、長いです。

まあ、友人いわく、ダックスはそこが可愛いらしいのですが。


多分、大人数の時は、こんなテーブルが必要なんでしょうが、

2人の場合、必要ないのでは、ないでしょうか。


そう思って、机の上を見ると、食事の用意は三人分。

ああ、シオン坊ちゃんも来られるんですね。


家族の食卓ですね。

いいことです。


侍従の男の方が、ワゴンの中身を確認して、

頷くと、両開きの扉が開き、

朝の支度をされた、王様、王妃様、並びにシオン坊ちゃんが、

食堂に入ってこられました。


椅子の位置は、王様が、長机の一番端。

長机の端をコの字で例えると、真ん中です。

王様の両脇に、王妃様と坊ちゃんです。


侍従の方々が食事を出されるのを、じっと観察してました。

だって、マーサさんが、王妃様のしぐさを見て覚えなさいって

言ってたし、だから、決して、

美味しそうなご飯ばかり、見つめていたわけではありませんよ。


出されているものは、全て、冷めているけど、

実に、美味しそうです。


冷製のかぼちゃのスープに、ふわふわの泡が浮いてます。

野菜入りのオムレツに、トマトをゼリーにしたものが

掛かっているサラダ。 外がカリッ、中がふんわりのパン。

パンの横に用意されているのは、蜂蜜ですね。

ベーコンは、細かく刻まれ、焼きポテトの上に

乗せられ、押し焼きにされてます。


見るからに、美味しそうです。

それに、細かな細工は繊細で、一つ一つがとっても綺麗です。

付け合せの野菜、人参ですが、これは、水鳥ですか?

飾り職人ですかって言いたくなるほどの、細かい細工です。


こんな、お皿を見ると、料理は芸術だって言ってた、

某テレビ番組に出ていた司会者の言葉が、本当だって思っちゃいますね。



私達の朝ごはんは、基本同じものを簡単に食べられるように、

トムさんが、アレンジしてくれてます。


だから、本日のサンドイッチの中身は、王様達が食べている、

オムレツとか、ポテトとかです。


食べましたから、知ってます。

あれは、蕩ける美味しさでした。


がっつりいきたい系でなく、一口一口をじんわりと

味わいたい系の美味しさでした。


さすが、レナードさんの兄弟子さんです。


それに、本日の食事のサンドイッチの半分は、

ハンカチで包んで、お弁当状態で、ポケットの中です。

ちなみに具は、ポテトのほうですね。 

オムレツの方は、さっき食べましたので。

後で時間が出来た時に、食べようと思ってます。

楽しみですね。



朝ごはんを思い出していると、いつの間にか、

王様達の食事は終わってました。


それにしても、食事の間って、会話は一切無しです。

ナイフとフォークが小さくカチャカチャと音立てるだけで、

始終無言です。


これがマナーってものなのでしょうが、

レヴィ船長と一緒に食べた朝ごはんを思い出して、

比べてしまいました。


ご飯を食べながら、いろんな話をする時間は、

とっても楽しい時間でした。


シオン坊ちゃんには悪いけど、ちょっとだけ、

ああ、私、庶民でよかったって、思いました。




王妃さまは、これから、塔の教会に行かれるようで、

お供します。


王妃さまは、塔の教会に行かれる時は、

必ず、黒のベールを被られます。


どうやら、アトス信教の教えの一つらしく、拝殿でぬかずいて祈る時、

息が掛からないようにするためだとか。


あんなもの被って、私なら、3歩でこけます。


それから、拝殿での供物を王妃様が、籠に入れて持たれてます。

蓋が出来る、ピクニックバスケットのような、割と大きめの籠。


供物って、水と塩とか、お饅頭とかではないんですね。

私が働いていた神社の神様のお供えは、水と塩とお米か、お酒だったよ。

こっちの神様は、いろいろ必要なのね。



護衛を4人、引き連れて、わさわさと教会の入り口まで行き、

そこで、王妃様とお別れです。


王妃様を待っている間、暇なので、廊下の窓枠の桟の部分をいじっていたら、

ローラさんを呼びに侍従の一人が、やってきました。



「追加の書類があるみたいなの。

 国議会からの使者から、書類を受け取ってくるので、

 ここで、王妃様がかえるのを待っててね。」


そう言って、護衛の一人、ゾイさんを連れて、

さっさと行ってしまいました。



「メイさん。 ちょっとだけ、今、話したいのですが、いいでしょうか。」


さらりとした髪を揺らして、ステファンさんが、話しかけてきました。

どうやら、他2人と話が出来ているらしく、

少しだけ距離を置かれました。


ナンでしょうか?


「はい。」


「貴方は、兄とどういう関係なのですか?」


兄?

誰のこと?


首をかしげていると、ステファンさんが、ちょっと眉を右に上げました。


「昨夜、いきなり、兄が私の宿舎を尋ねてきました。」


ほうほう。


「貴方の命が危ないかもしれないので、よろしく頼むと、

 今までに無い必死な様子でしたので、詳しくは聞けませんでした。

 ですが、めったに会えない兄からの頼みごとです。

 了承しましたが、貴方にも確認させていただきたいのです。」


「ステファンさん、お兄さんって、誰ですか?」


「レヴィウスです。 レヴィウス・コーダー。

 兄は、母親の姓を名乗ってますので、姓名は違いますが、

 私達は、兄弟です。」


ええ?

レヴィ船長の弟さんですか?


そういわれてみれば、雰囲気は全然違いますが、

顔のパーツのそれぞれの特徴は似てます。


緑の目の色なんて、よく似てますとも。


「私は、レヴィ船長の家で、お世話になってます。」


同じ緑の目を前にして、自然と微笑が顔に広がります。


「は? お世話ですか? あの兄が?

 同じ家で、一緒に暮らされているのですか?」


そうですよ。

家どころか、船でも一緒でしたし、

セラン達も一緒に住んでいますから、問題ないでしょう。


「私、すごく、レヴィ船長には、面倒かけてばかりなのです。」


ステファンさんは、口元を手で覆い隠してます。


「面倒とは?」


「最近、ある事件に巻き込まれて、ごたごたしちゃって、

 それから、一人で行動させてもらえないのです。」


一人歩き禁止令が出されたからね。

船長命令だって。


「それは、心配されてということでしょう。」


ええ、そうです。

まあ、一人ではなくて、楽しかったのですが。


「ずっと、一緒にいられるのは、嬉しいのですが、

 本当に、迷惑をかけてばかりで、申し訳なく思ってます。」


「ずっと? 一緒に?」


心なしか、ステファンさんの手が震えてます。


そうだよ。

誰かが、必ず、側にいたものね。


私が頷くと、ステファンさんは、前髪をかきあげました。


「それで、事件とは?」


王様から、聞いてないのかな?

これって、言って良いものなのかしら。


でも、ステファンさんは、レヴィ船長の弟さん。

昨日、レヴィ船長が、私のことを頼みに行ってくれたんだよね。

船長が信頼してるってことだよね。

だったら、問題あるはずが、ないよね。


「誘拐されたんです。」


ステファンさんは、ぎょっとしたようで、

今までに無いくらい、目が大きく開いてます。


「誰にと聞いてもよろしいですか?」


一瞬慌てたが、すぐに表情を建て直し、いつもの騎士様の顔に戻りました。


「人身売買の組織です。

 私は、珍しい顔立ちをしているらしいです。」


ステファンさんは、目を細め、厳しい顔で、私の顔を見つめます。

手を、顎の下にそえ、考えるしぐさをします。


ああ、そのしぐさ、レヴィ船長に似てます。

やっぱり、兄弟なんですね。


「そうですか。では、王城にいるのは、

 今度の議題にあがる、アトス信教の裁判に関わるのですね。」


ああ、それは、知っているんだ。

あの捕り物は、かなり、有名になったみたいだからね。


「はい。 

 身の安全を守る為に、王城で預かるって言われました。」


「身の安全? やはり兄が言うように、

 誰かに狙われているということですか?」


王様はそういったけど、実際は、狙われるって感じがしない。

街中では、皆がもう顔見知りだったし。

この王城でも、私は、ただの侍女見習いだから、

ローラさんとかは、事情を知らないみたいだし。


「狙われるって程ではないと、思いますが。

 このことは、セザンさんとマーサさん、そして、侍従長と

 王様一家しか知りません。」


皆、普通の侍女見習いだと思ってるから、

毒見とか、平気でさせてるし。

美味しいからいいのですけどね。


「そうですか、御身に掛かる大きな懸案を、

 私を信用して、話してくださってありがとうございます。」


いえいえ、そんな、大層なことでは。


ステファンさんは、深く私にお辞儀しました。

緑の瞳が、優しい光を浮かべ、揺れてます。


「はい。」


その瞳にレヴィ船長と同じものを見て、ちょっとだけ嬉しくなって、

にっこりと笑いました。





「おい、お前ら、何か食うもの持ってないか?」


2人でほのぼのしてたのに、空気を破るのは、

熊五郎、ワポルさん。

KYな男ですよ。


「昼食まで、我慢しろ。」


ステファンさんは、さっきと打って変わった様に、

冷たい目つきで、ワポルさんを見据えた。


「昼食までって、もたない。

 今朝、寝坊して、朝飯少ししか食べられなかったんだ。

 ちょっと、厨房に行ってきてもいいか?」


昨日とは全然違う、捨てられた熊のような顔で、

ステファンさんに、懇願してます。 


ちなみに、抑えていたお腹からは、

援護射撃のように、大きな空腹を訴える音がしました。


「駄目だ。警護対象の王妃様は、もうじき出てこられる。

 移動するのは、許さない。」


ステファンさんと、いつの間にか隣に立っていたヨークさんが、

ぽんっとワポルさんの肩を叩きます。


「まあまあ、今日は、一番大きい、肉の皿を譲ってやるよ。」


だから、我慢しろって、ヨークさんの目は言ってます。


ワポルさんの、お腹の悲鳴は、ただ事でなくなってます。

それに釣られるように、顔も泣きそうになってます。


ああ、空腹って、悲惨ですものね。

この世の全てを、儚みたくなる気分に一瞬なるんですよ。


気持ち、痛いほどわかります。


ふと、思い出しました。


「ワポルさん、サンドイッチ食べますか?

 私の朝食の残りですが、美味しいですよ。」


ポケットに手を入れて、ハンカチに包まれた、

サンドイッチを引っ張り出します。


ワポルさんの顔は、光輝いているかのごとくに、

満面の笑みってやつで、大変、嬉しそうです。


「サンドイッチ? 持ってるのか?

 食べる。 出してくれ。 

 あっという間に食べるから、今すぐくれ。」


お手をする、犬のごとくに手を、さっと出されたので、

その上にハンカチごと載せました。


その時、今朝、私が踏みつけた紙が、一緒にポケットから出て、

ひらりと床に落ちました。


ああ、紙が。

落ちた。

拾わなきゃっと思ったとき、

ステファンさんが、さすがの反射神経で、はしっと

紙を掴んでくれました。


「落ちましたよ。」


拾ってくれたステファンさんは、その紙を手に取り、

落ちた拍子に開いた紙を目にした途端、

動作が止まりました。


どうしたんですか?


首をかしげていると、すっと、目を細められました。


「この紙は、いつ?」


「今朝、部屋の扉に差し込んであったみたいです。

 忙しかったので、まだ、見てないんですが。」


どうせ、伝言するなら、壁に貼り付けるとかしてくれればいいのに。

下から入れるってことするから、転んだんですよ。


「見てないんですね。」


ステファンさんの眼差しが冷たく光ります。


どうしたんでしょうか。


「見てないならば、こちらへ。」


そういって、手招きをされ、

2人からちょっと離れたところに呼ばれます。


紙を返され、そこに書いてある文章にぎょっとしました。


(この城から去れ、忠告を無視すると命の保証はない)


なん、なんですか。

これは、脅迫?


「どうやら、兄が言うとおり、命の危険は

 杞憂ではなかったようですね。」



ステファンさんの言葉が、耳に素通りしたいのに、

ひっかかります。


狙われるっていうのは、本当だったみたいです。



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