家族の肖像。
このお話で王城編は終わりです。
長らくお付き合いいただきまして本当に有難うございました。
上に手を伸ばし、助けを求めるように崩れ落ちる体躯。
紫はそれを呆然と唯見ていた。
正確には、そこに居た殆どの人間が何が起こったのか理解して無かったに違いない。
それほどに、あっという間の出来事だった。
目の前の映像が、虚構のように流れていくのに任す。
そうしたとき、僕の手に自分以外の暖かさが加わる。
左手を握られたと感覚が伝えてきて、初めて左手に目を向けた。
シオンが真っ青な顔でぶるぶると震えながら、僕の手を握っていた。
僕の双子の弟。
シオンは、塔の事件の後、全てが良い方に変わったとよく僕に言っていた。
まず、王と王妃が優しくなった。
そして、兄ができ、相談相手ができたと笑顔で話していた。
以前の王と王妃からでは考えられないような家族の対話をするらしい。
僕には以前との違いがわからないので、なんとも形容しがたいが、
自分の事を気にかけてくれているのが嬉しいのだと笑っていた。
その点に関しては、僕にはくすぐったいような、なんだか落ち着かない雰囲気を齎すので、
あえてシオンとは同じように考えるには至らないが、皆が家族になろうとしているのだと、
なんとなく理解できた。
だが、紫には家族が何なのか解らなかった。
育ててくれた人を家族と言うならば、テアは家族だったのだろう。
自分には厳しい顔しか見せてくれなかったが、手紙を読んだ今、
それが、自分への愛情からの行為だと理解し、受け入れた。
だが、長年あったこともない王と、話すらまともにしたことの無い王妃を
父と母と呼ぶのは躊躇した。
何しろ、父や母という存在の意味すら知らないのだから。
シオンに初めて会ったときは、確かな繋がりから自分の半身と解った。
だけども、王と王妃からは、なれない家族模様を嗜好されているとしか思えなく、
ただぼんやりと、いつか呼べる日が来るのだろうと、
楽観的に毎日を構えていた。
それが、今、不可能になった。
頭の中で、がんがんと槌を打ちつけるような音が鳴り響く。
犯人の男が捕らえられ、捨て台詞を吐き、毒を呷って死んだ。
隣国からの刺客のようなことを言っていた。
なぜ、今頃になって隣国の刺客が現れる。
だんだんと痛みが緩やかになり、思考回路がいち早く動き始める。
感情が落ち着いてきて、冷静に考えることが出来た。
裁判も終わり、王妃の証言から隣国との確かな繋がりは記されなかった。
正確にはポルク爺さんが、そうさせなかったと言おうか。
それならば隣国が、アトス神皇国が王妃を狙う理由はどこにある。
あの男が言っていることはどこかおかしい。
目の前でメイがぽろぽろと涙をこぼしていた。
感情豊かなメイ。
それに比べて、僕の涙は枯れてしまったようだ。
シオンの手をぎゅっと握り返して、時が過ぎるのを待っていた。
目の前で、メイやローラが僕達と同じように、お互いの手を握り合って震えていた。
僕達もあんなふうに震えているんだろうなと、
どこか他人事のように傍観を決め込んでいる自分がいた。
バタバタと外から近づいてくる足音が大きくなり、大きく扉が開かれた。
息せき切って現れた王、僕の父親。
彼の目は、真っ直ぐに倒れ臥している女性、王妃で妻であるエリシアを射抜く。
そのまま膝をつき、その大きな手で彼女を強く強く抱き抱えた。
まるで、失われていく体温を与えるかのように全身で掻き抱く。
その後の慟哭。
人間には、こんな声が出せるのかといぶかしむくらいに低く、悲しい声。
胸を締め付けられるほどの、苦しみ。
その苦しみを集中させたかのような鳴き声に胸がつきつきと痛み始め、
息苦しいほどの感情の波が押し寄せ、気がついたら、
枯れたと思っていた涙が、紫の、シオンの目からも次々と滝のように流れていた。
いつの間にか入ってきていた梟が、王妃の頭上を飛び回る。
それが、死の葬列を思い出させ、背筋に戦慄が走る。
メイとステファンが、なにかつぶやいて、外に走って行った。
僕とシオンは、ふらふらと王と王妃に近づいて、その膝を折った。
最初に声をあげたのは、シオン。
「嘘だ。母様、ようやく、母様と分かり合えると思っていたのに、何故。」
僕の手を握る力が圧力を増す。
そんなシオンの言葉に、紫の心の中の最後まで頑なだった何かが凍りつき、
反射的に息を呑む。
そうして、凍った息でしこりを吐き出すように、出た言葉は無意識。
「か、母様。」
気がついたら、倒れていた母親である王妃にそう声を掛けていた。
*******
私は今、必死で廊下を走ってます。
すれ違う人達に走るなと後で怒られるかもしれませんが、
今は緊急事態なのです。
それにしても、こんな時はこのお城の広さが恨めしいです。
それに、あちらこちらにある段差と階段も、忌々しいです。
というのも、私の肋骨が悲鳴をあげ始めているからです。
走ると骨が軋むって本当だったんですね。
くう、今更に侍従長の奴、蹴りになにか特殊な業があったのかもしれない。
だから、直りが遅いのかも。
はひはひと苦しい息をつきながら、小走りで走っていると、
ステファンさんに、ぐいっと肩を引かれとめられました。
「え? 何ですか。急いでいるんですよ。」
「ええ、ですから、私の背中に乗ってください。
貴方が走るより、ずっと早い。」
そういって、私の前にその背中見せ、屈んでくれた。
私、見かけよりずっと体重あるんですけど、
ステファンさんが腰を痛めたら、どう責任をとったらいいのでしょうか。
良い整骨院とか誰か知っているでしょうか。
その広い背中に躊躇していたら、
「ほら、早く。 急いで東の庭に下りないといけないんですよね。」
ステファンさんに急かされ、また一緒についてきた梟達にも頭上から早く早くと
追い立てられ、勢いこんで目を瞑ったまま、ステファンさんの背中におぶさった。
ステファンさんは、軽々と私を背中に負ぶり、真っ直ぐに東の庭へと走っていった。
その結果、私の足よりも確かに早いことが判明した。
何しろコンパスの差というものが確かにあるのですよ。
私の3歩がステファンさんの1歩ですからね。
景色が流れるように過ぎていきます。
それに、自分で走るより背負われたほうが、確かに肋骨は楽です。
私の痛みに上がる息に気がついていたんですね。
本当に、ステファンさんは気配りさんです。ありがとうございます。
思っていたよりも広い背中に、頬をつけるようにして上体を倒した。
こっちのほうが、余り骨身に響かないからですが、
人の体温って、なんだかこんな時なのにほっとしますね。
あっという間に南の回廊から東の回廊へ行き、
階段を降りて、東の庭の入り口にたどり着いた。
目の前に赤レンガで舗装された小道が見える。
「東の庭です。 それで、どこに何をすればいいのですか?」
ステファンさんに早口で聞かれて、はたと我にかえる。
えーと。
確か、東の爺って言ってたよね。
爺って、思い出せる限りで、以前にあった庭師のお爺さんのことだよね。
確認しようとして、梟を見ようと見上げると、そこにさっきまで居たはずの梟がいない。
ああ、肝心な時にどこに行ったのよ、馬鹿梟。
「えーと、そう、お爺さん、東の庭の庭師のお爺さんが、
青を持っているはずなの。」
「解りました。」
ステファンさんに背負われたまま、東の庭を走り抜けていきます。
赤レンガに、カツカツとステファンさんの靴音が響きます。
途中背の高い木々の間を走るときにあちこち服が破れた気がしましたが、
それは、今はそれを言っている時じゃあない。
東の庭の中央の噴水にたどり着いて、ステファンさんは辺りをきょろきょろと見渡す。
白い石でできた彫刻と見まごうはかりに美しい噴水。
そこには沢山の小鳥達がいて水を飲んでいたが、私達の突然の出現で、
ばささっと羽音を立てて飛び去っていった。
私は、以前の記憶からバラ園の小道の方に指を向ける。
「ステファンさん、 多分こっち。」
ステファンさんが頷いて、また走り始める。
迷路のような緑の庭木が、以前に見た記憶と重なりほっとした。
そして、それを裏付けるかのような濃厚なバラの香りが近づいてくる。
蔓バラのアーチを抜けると、さらに匂いは強くなる。
そうして、走りぬけた先に、バラの海があった。
以前に見たときよりもさらに濃い匂いの色鮮やかなバラの海。
そうして、その所々に小船のように浮かんでいる麦藁帽子。
私は、お爺さんはどこにと麦藁帽子を見つめ、きょろきょろしていたら、
東屋の付近に梟たちの羽音が聞こえた。
ああ、あんなところに。
「ステファンさん、あそこ、東屋に連れて行ってください。 お願いします。」
肩を軽く叩いて、ステファンさんに指で東屋の方向を知らせて移動する。
赤レンガで舗装されたバラの間の小道を抜けて、
東屋に行くと、麦藁帽子のお爺さんがそこにいた。
お爺さんが手に持っていたのは、錆び付いたバケツと赤いスコップ。
「なんじゃ、どうした。 こんなところに。」
腰の曲がったお爺ちゃんは、顎をしゃくりあげながら私達を驚愕の目で見ていた。
「ステファンさん、降ろしてください。」
ステファンさんにおろしてもらって、地面に降り立つ。
そしてお爺ちゃんに走りより、尋ねた。
「お爺さん、シンスの青。お持ちですよね。」
お爺さんに、眉を顰めてにらまれた。
その眼光の鋭さにひるみながらも、さらに続けた。
「シンスの花が枯れて、その後にのこる青です。
それが必要なんです。」
相変わらずのがらがら声で、おじいちゃんが鼻息も荒く答えてくれた。
「ふん、シンスの球根のことかい。
確かに持っておるよ。
あれはもう花を咲かせることは無いが、球根を乾燥させて砕くと
いい除草剤になるんでな。
このことを知っているのは、ワシとワシの師匠くらいだと思っていたが、
お前さん何故知っておる。」
そういって、バケツを置いてその中から砕かれて潰された球根が持ち上げられる。
確かに青。 見るも鮮やかな真っ青な球根だ。
そうか、枯れて残るものって球根なんだね。
今更に、やっとわかったよ。
「おお、それだ。水の中で砕くのだ。」
「ああ、青い水を我らが娘に。」
頭上でくるっくるっと梟が円を描く。
とりあえず、お爺さんの手にあるのがシンスの青って事だね。
そして、それを水の中で砕くと青い水になると。
そう言う事ですね。
「理由は後で、でお願いします。
すいません。砕いてない青い球根を幾つかわけてください。
緊急事態なんです。 人の命が懸かっているんです。」
ぺこぺこと何度もこめ付きバッタのごとくにお辞儀をして、
何がなんだかわからないって顔のお爺さんの手から、まだ砕かれていない
真っ青な球根を5つほど貰った。
大きさはニンニクくらいの大きさで青黒いって感じの球根。
一つ一つの重さが結構ずっしりで、詰まってますって感じ。
ポケットから出した手ぬぐいの中に包んで、袋のようにして腕にかける。
ステファンさんを振り返ると、背中を向けて私を負ぶさる用意万端です。
飛びつくようにして、その背に乗り東の庭を後にします。
「すいません。 急いでいるので、また後で。」
それだけを後ろに向かって言い放ち、
真っ直ぐに王妃様の待つ南の部屋に走っていきます。
梟達の鳴き声が、私を急かせる。
「おお、急いでくれ、神様の守護者。」
「ああ、時間が無い、神様の加護者。」
解っているけど、今はこれが精一杯なのですよ。
梟よ、私達は飛べないのです。
ステファンさんの肩をきゅっと掴み、
体を縮ませ、ステファンさんの負担にならないように、
少しでも風の抵抗が無いように、
体が揺れないようにとぴったりと背中に張り付いた。
頭の上で梟が煩く騒ぎ立てる。
流れる景色を目で確認しながら、南の回廊を走りぬけ、
開かれたままの扉の中に飛び込む。
そこには、先程までと変わらぬ風景があった。
絶望に打ちひしがれる王様や泣いているシオンと紫。
ステファンさんに下ろしてもらって、マーサさんの下に走る。
「マーサさん。お水ください。
それから桶のようなものありますか?」
突然の私の言葉に、目が点になるマーサさん。
だが、さすがに侍女の鏡、すぐに反応が返ってくる。
「手洗い用の手桶と、注し水用の水があるけど、これでいいかしら。」
端に寄せてあったワゴンの下から小さめの手桶とワゴンの上の水差しを渡された。
それを受け取って、床に置き、桶の中にシンスの青い球根を2,3個入れて、
水を注いで、両手で潰そうとして、気がついた。
これ、硬いです。
かなづちでもなければ、潰すなんて荒業私に出来ない。
頭の上で、梟達が早く早くと喚きたてる。
解っていても、出来ないのですよ。
焦りながら、両手で全体重をかけて押しつぶそうとしたけれど、
球根は頑固親父そのものです。
一向に潰れません。
どうしよう。
どうしたらいい。
なにか、押さえる物はと探していたら、横からステファンさんの手が伸びてきた。
「メイ。 これを潰したら良いのですか?」
その言葉に小さく何度も頷いた。
ステファンさんは、剣の鞘の先を球根に当てて、ぐちゃぐちゃと潰し始めた。
桶の中の水が、球根からにじみ出た青い液体に少しずつ染まり、
やがて、球根と同じ真っ青な群青色の液体を作り出した。
「おお、それでよい。」
「ああ、それを早う娘に。」
ワゴンの上に伏せられてあったカップを取り、中の液体をくみ上げ、
王妃様の下に走りより、王様の肩を叩いた。
ずっと王妃様を抱きしめ、泣き続けていた王様は、びくっと肩を震わせ、
こちらを見た。
「王様、王妃様にこれを飲ましてください。
まだ、なんとか助かるかも知れません。」
王様は、私の言葉がわからないかのように、唯、私の顔を見つめていた。
その様子にちょっとだけ苛ついて、文句を言おうとしたら、
ポルクお爺ちゃんが、王様の頭を叩き揚げた。
「こりゃ、ハインツ、呆けておる場合か。
早く、それを王妃に飲ませんか。 」
ナイスです。ポルクお爺ちゃん。
我に返った王様が、私から青い液体が入ったカップを受け取り、
それを王妃様の口に当てて、顔を逸らせるように首を持ち、
中の液体を流し込んだ。
カップの中の液体がほぼ無くなった。
王妃様の目はまだ開かない。
なんで?
間に合わなかったの?
それとも量が足らないとか。
追加にもう2,3杯飲ませたほうがいいのかしら。
そう思って、桶の方に走ろうとしたら、
「ん、ううん、ふぅ。」
王妃様の声が、小さな息と共にもれた。
「あ、 ああ、エリシア。 エリシア、エリシア、目を開けてくれ。
お願いだエリシア。」
さっきまで息吹すら感じられなかった口から呼吸音が聞こえる。
鼓動を止めていた心臓が、またとくとくとリズム良く音を叩く。
「母様、母様、目を開けてください。」
王様の腕に抱かれた冷たい体に、じわじわと体温が戻る。
ぴくりとも動かなかった手足にしびれるような動作の指先。
「は、母様。 僕達を見てください。」
三人の声に応える様に、ゆっくりとエリシアの瞼が持ち上がる。
「ん、あ、私、一体何が……」
三人の泣き顔が見ながら、どこか呆然とした顔で返事をかえした
エリシアの声は、風邪を引いたかのようにかすれていた。
「ああ、エリシア。よかった。
倒れている君を見て、頭が真っ白になった。
死んでしまったかと思うと、恐ろしかった。」
「母様、僕が解りますか。」
「は、母様、もう、大丈夫なのですか。」
続けて掛けられる声に、エリシアの目がぱちりと見開かれた。
何度も瞬き大きく深呼吸をして、王様の顔をみて微笑んだ。
「ハインツ、心配を掛けて御免なさい。」
エリシアは、王様の手の上にその手をそっと乗せた。
そして、シオンの方に向き直る。
「シオン、泣かないでください。」
シオンの頬を撫でると、泣きながら笑ったシオンの顔が子供のようだった。
そして、紫に向き直る。
「母と呼んでくれたのですね、紫。
嬉しい。 嬉しいわ、紫。 ありがとう。」
エリシアが、その両腕で紫を抱きしめた。
一瞬固まった紫だが、その暖かな抱擁に、自身の両腕を伸ばして抱きしめ返していた。
その時、凍ったままの何かが、心の中でパキンと音を立てて割れ、
その温かみにすうっと解けて消えていった。
「は、母様、生きていて本当によかった。」
紫の言葉に、エリシアはギュッと抱きしめ返す。
家族の生還を喜ぶ抱擁に、そこに居た全ての人間の力が一斉に抜けた。
助かったんだ。
よかった、間に合った。
私の足も、へなへなと力を失い、床に座り込んだ。
そんな私の背中をステファンさんがポンポンと叩いた。
ステファンさんを見上げ、へにゃっとした笑いで答えた。
「よかったー。」
「ええ、本当に。」
二人で目を合わせ、安心感でほっと息をつく。
ああ、よかった。
いままで、鳥の家庭の噂話を聞くための能力だと思っていた神様の加護。
なんだか、やっと役に立った気がするよ。
充実感でほっと肩を撫で下ろす。
そうすると、隅でごほごほと誰かの咳き込む声が。
誰だ、感動に水を注すのは。
「おい、ゼノ、ロイド。
こいつに縄を打て。急いでの。」
ポルクお爺ちゃんが、いつの間にか先程の殺人犯に青い水を飲ましていた。
「あ、おお、任しとけ。」
ゼノ総長と、ロイド軍団長が、まだぐったりとしている犯人の男を縛り上げた。
大量の青い水を喉に流しいれられて、咽ている犯人の男は、
何故助かったのかと、半信半疑で問いかけた。
「何故……」
白い眉をくいっと持ち上げ、以外に鋭い眼光でポルクお爺ちゃんが睨む。
そして、楽しそうに髭を揺すって、後ろに手を組みぐいっと胸を張る。
「ほほ、それこそ、お前の言う神のお導きだろうの。
助からぬはずの王妃は、助かった。
お前は罪を償うべくこの世に戻らされたということじゃろうの。
お前の神の御意志なのかもしれんの。」
犯人の男が悔しそうに睨みつける中、
国王家族が、ようやく見つけた家族の絆を確かめ合っている。
その幸せそうな様子を、背の高いところで停まっていた梟たちは、嬉しそうに見ていた。
*******
その晩、メイがお風呂に入ろうとしていたとき、
胸の白い玉に新しい色が追加されていることに気がついて、驚きの声を上げた。
いつのまにと思ったけど、まあ、いつものことなのでいいかっと
さっさとお風呂にはいって寝てしまった。
終わりよければ全てよし、だよね。
ここまで読んでいただいて、本当に有難うございました。
次から外伝っぽい話を何話か入れます。
一応、最終話の下地というかなんというかなのですが、
主人公は出てこない話です。
あと、次は多分10日ほど飛びます。
なるべく早くに投稿したいとは思っているのですが、
まだ書きおえていないので、予定日は未定です。




