第二話 捕食者(predator)
・・・公安課特殊事件捜査班 武器庫・・・
「失礼します。伊野技術主任。」
「お前から頼まれていた新型の測定可能な銃を開発しておいたぞ。その銃の名は捕食者(predator)だ。そいつには三段階のモードがある。一つ目はsleepモード。気絶まではいかないがスタンガンと同じくらいの電圧をうける。」
「えっ、確かスタンガンの最大って・・・」
「5万ボルトが最大じゃが、安心せい。最小の電圧(気絶させるくらい)じゃよ。続きを話すぞ。
二つ目は銃の名前通り捕食(predator)モード。対象を殺さない程度の衝撃を与える。そして三つ目は
Destroyerモード。対象者を排除するためのモードだよ。」
「試しにあのヒューマノイドを撃ってみなさい。」
と博士が言った瞬間、ヒューマノイドが襲いかかってきた。
「システム起動...ID確認...認証完了。浅岡洋一、対象に照準を合わせてください。」
とナビゲートが入る。
ヒューマノイドの攻撃をかわしながら間合いに入る。
「零距離からなら撃てる。」
「対象を確認。対象の心理判定B断罪執行内です。速やかに断罪を執行してください。」
という音声と共にトリガーを引いた。
to be continued