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護身感性:真顕の達人  作者: Origin Vertex
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焦げた庭

あの事件で心に現れた何かを詰めてます。

武装格差を是正することで均衡を作り出し犯罪を抑止する。

この考えのもと武装の装備携行が義務化されている。

均衡を作ることが求められる武装、特に武器の方には様々な規制がある。

武器がある程度均質であるならば、扱う術技の差が重要になる。


そう考え道場を訪ねた。会うなり先を取って師範は言う。

「武に縋るのはおやめなさい、矛を止めるが武の本義、その生き方こそ武道」

「……」


「提案出来るのは警察署に通って防犯対策を練るくらいなものです」

「……」

返答を待たず師範は去り、門戸は閉ざされた。



死ぬまでに犯人共を何人道連れに出来るか。

武装格差の是正という絵空事を描いた政治屋、能力の無い有権者。

例外でない自分も死ぬまでに、順番に何人を道連れに出来るか。


憎悪と復讐に燃えている事を一目で看破され、例外でない生き方を看破された。


日々学ぶこと、日々備えること、よくよく生きること。

あの師範は出来ているのだろう。


縋るのはやめだ。

殺された者たちとの日々、裁判で知る、殺される過程、殺された現場と遺体。


思えば、あれは武ではなかった。

暴力を振るうのに、刀剣は必要ない。



財産をスカイダイビングと法律の知識、自家用航空機、他、に変えた。

あれだけ支援金が集まっても取り戻せないのは本当につらいですね。

その辺の話はカクヨム側の近況ノートにて。

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