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とりあえず転生します

最近多いですよね、異世界転生モノ


それですそれ、流行りに乗っかってみます


流行りに乗っかることで人気が出る、というわけではないですがまあみんなの目には着くんじゃねえの?って感じです


…それはさておき


主人公はどうしましょつね


そうですね、名前は…


「杉○智○」


いやー、嫌な予感しかしませんね


異世界行ってもグラサンのスキンヘッドとラジオやってそうです。「ディドゥーン」って


流石にやめましょうか


「伊勢 カイト」


いかにも異世界に行きそうな名前になりましたね


それでは、彼の物語の始まりです。


とりあえずトラックにでも惹かれてもらいましょうかね?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺の名前は伊勢カイト、どこにでもいる((


「あの、そういうのさっき説明したから飛ばしていいよ?」


あ、はい


えーと、記憶に残っているのは鋭いブレーキ音と、自分が真っ赤に染まって倒れている姿、そして気がつくと俺は((


「そういうのもテンプレートだからこらの読者みんなわかってるって」


あ、はい

って何なんださっきから俺のモノローグにいちいち挟み込んでくるやつは!?


「あーはいはい、またなろう系の被害者ね、これで何人目だろ…」


あーいるわ…なんかすげえ年齢低そうなのに偉そうな女がいるわ…


「あのー、君は?」


そう聞くと眠そうな目の彼女は口を開いて自己紹介を始めた、主人公の俺さえまともにさせてもらえなかったのに


「私は女神メル、まあなんか色々やってる神よ」


「とりあえずお前が俺の嫌いなタイプの女だってことだけわかったわ…」


こういう気だるそうなキャラが後々デレることなどほっとんどない


というかデレたところで気持ち悪い


「まああれよ、異世界転生よ、最近流行ってるでじょ?」


「そんな服の流行りみたいに軽々いうもんじゃねえだろ…いやまあ流行ってるけどさ」


というかこの女神とやら、言うことがいちいちメタいからこっちもいじりずらいんだよ!


「ちなみに何か欲しいもの一つあげるーとかそういうご都合設定ないからヨロシク」


「いや、そもそも異世界転生する理由が説明されてないけど…なんかないの?魔王倒せーとかそういうの」


「何言ってるの?私もとい作者の思いつきよ?理由なんて細かい設定考えてるわけないじゃない」


こいつ…


「あーもうわかったよ…行きゃいいんだろ?」


「あ、ちなみに私はあんたが転生する先について行ったりしないから、あの青色のダメな女神みたいに」


「あの青色のダメな女神みたいに尻も胸もあれば来て欲しかったが…お前ならいいや」


「そういう胸いじりとかしてもロリババア特有の貧乳って言うなー的なの言わないからさっさとイケヤ」


もーこいつ本当嫌い…


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