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2025 詩ノート

わたしだけの車窓

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一枚だけの窓が滝のやうな雨に

時おり冷たい声で歌いだす

線路の継ぎ目で小刻みに体を揺らす寝台車

眠れぬ夜はカーテン開けて


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 『ドラえもん』に、ブルートレインセットというひみつ道具を使うと、家自体がブルートレインになって線路の上を動き出すというお話がありました。


 在来線や新幹線が通る度に揺れるような、線路の側に住んでいる訳ではありません。


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