抜け落ちる夢
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:抜け落ちる夢
友達とレジャースポットへ行き、
写真を何枚か撮ってきた。
そして、帰ってきて写真を現像し、
あとでアルバムの様にして眺めてみるのだ。
私はこう見えて結構レジャーが好きで、
特に写真を撮ってそれを眺めるのも好き。
今週はレジャースポットへ3度行ってきた。
ひと月ぐらい前からこんなのを繰り返し、
撮った写真も結構溜まってきた。
「ようし、そろそろ現像しようかなぁ。結構溜まってきてるし」
と言うことで、
現像してくれる所へ行き、
写真を受け取り、
うちに帰って1枚ずつ眺めてみることにした。
(部屋)
「うわぁ♪よく撮れてるなぁ〜」
友達と撮った写真。
彼氏と撮った写真。
またまた友達と撮った写真。
グループ写真。
いろんなのが混ざってあり、
枚数は200枚を超えていた。
「うふふ♪これもアルバムにしたら結構良いのができるな♪」
と思いながら、
1枚の写真を撮って眺めてみた時、
ふと或ることに気がついた。
「ん?…」
私達の場所からかなり後ろのほうに、
気をつけをした男の人?女の人?
…がこちらを向いて立って居る。
なぜそう思ったのかと言えば、
その人はスキンヘッドだったのだ。
「………」
じっくり眺めてみたが、
やっぱり遠目で顔立ちがよくわからない。
でも一見、女の人の様に見える。
スキンヘッドなのに。
輪郭がなんとなく丸みを帯びて
柔らかそうな雰囲気があり、
少し脱力した様な
その気をつけの姿がそう想わせた。
「…何なんだろこの人…」
そのあり方が奇妙だ。
まっすぐこちらを向いて立っており、
まるで私も一緒に写真に撮って…
と言わんばかりの体裁。
「…え??もしかして」
私はパッパッパッパッと
別の写真を次々見ていった。
「え?」
「ええっ?!」
見た写真、見た写真、全部に、
全く同じそのスキンヘッドの
男か女が写ってる。
でも直感で「女だ…」私はそう思った。
さらに恐怖かつ変だったのは、
最初に何枚か見ていたその写真に、
そのスキンヘッドの女が写って居なかった事。
これははっきりと覚えて居た。
(翌日)
そして翌日の朝。
極めつけの恐怖が起きた。
朝起きると、
枕元にウィッグの様な髪の毛。
「ひっ…!」
と思いながらなぜか
少し覚えていた夢を思い返した時、
夢の中で、自分の髪の毛が
どんどん抜けてゆくその恐怖、不安、
そんな展開を見て居たのを思い出した。
私はとっさに
手元にあった鏡で自分を見る。
「よかった…」
とりあえず私の髪の毛は
いつも通りにちゃんとある。
そして、見ず知らずの
そのウィッグを触ってみた時、
それはウィッグじゃなかった。
髪がバラけたんだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=OFiIlETAY-M
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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