みんなに謝らなきゃいかんな……
はいどーも!
なろうエッセイストでは無駄話担当! 家紋武範でございます。
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さて、本日のテーマは『みんなに謝らなくちゃならないことが起きた。ゴメン』です。
ワシは自他共に認める、和菓子派。なかでもこし餡好き。
※このエピソードは過去エッセイに収録されています。
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疲れたときには、やはり甘いものですよね。そしたら鯛焼きとか、大判焼きとか、饅頭とか食べてスッと疲れを取ったものです。
しかしですね、ある時茶菓子入れに、チョコレートなる毛唐の浅ましき食い物が入っていた!
我ら日本人は、欧米列強の支配に抵抗した過去があるにも関わらず、こんなところにもあやつらは進出してきやがった! と目の前が暗くなる思いでしたよ。
こんなもの、どこか人の目につかない場所に捨てなくてはならない。と、指輪物語よろしく、ワシは、その言葉にするにもおぞましきチョコレートを引っ付かんで、暗い暗い穴蔵に押し込んだのです。ワシの胃袋という……(倒置法)。
【蘊蓄】
そもそもチョコレートは、アステカ帝国では神の飲み物「ショコラトル」であった。
アステカを侵略に来たスペインのエルナン・コステルは、兵が遠征で疲れ果てているのに困っていた。
そこでこの神の飲み物を飲ませると兵士は元気を取り戻し、アステカ帝国を征服したのだ。
コステルは、この不思議な飲み物をヨーロッパに広めたのであった。
やがて19世紀には、砂糖を入れ現在の形のチョコレートになったのである。
(かー、秋の歴史でやればよかった。失敗した!)
ということもあり、ワシの疲れた体は回復し、農業に従事することが出来たのである。
和菓子、最高! と言ってたワシであったが、今では近所のドラッグストアに走り、チョコレートを買ってしまっている。
そんなところを全国の家紋ファンの女子大生に見られた日にゃあ、こんなこと言われちまう!
「きゃあ! あれ家紋ちゃんじゃない?」
「でも、手にはチョコレート持ってるわよ」
「んまあ! 生粋の和菓子派の家紋ちゃんが?」
「んー、でもやっぱりカッコいいわね」
カッコいいそうです。じゃあいいか。まあ、そんなこんなで、ワシもチョコレートとか食うから。
どうぞよろしく!