僻地だよ、全員集合! にぃ!
「ふっふふふふふ……あはははははは……! 遂に超えて来たのだな……あの|忌《い
》まわしき、第参の壁を……!」
「大臼ちゃん! 大臼ちゃん? しっかりしてよ! 急にどうしたのよ……?」
「此れはわたしの出番のようですね! おお、おお……おおぉっ! 此れは、此れはいけませんねぇ! チャネリングメッセージ展開!」
「ええっ? チャネリングちゃん?」
「チャネリングちゃん、いらっしゃ〜い!」
「埴輪ちゃん! ランドスケープちゃん! どうも、お久にしてましまです! ちょっくら失礼いたしますよ……(何だろな……?)」
空間ポッケから、チャネリングカチカチを取り出し。
ピタッ! ピタッ! カチッカチッ、カチッカチッ、カチッ! カチッ……。
「うぅ〜ん……なる程? 何処かの何かと、繋がっちゃてますねぇ?」
「其れは壱体、どう言う事よ……?」
「其れはわたしに、バチンとお任せあれ! 壱発逆転強制ゴムパッチ〜ン! 大臼ちゃんよ! 此方の世界に、戻って来お〜い!」
キュッキュッ……キュッキュッ……(咥えるのだ!)。
「補助紐を結んでと、装着完了!」
ズンズン、ズンズン! 伸び伸〜び!
ピ〜ン!
「ゴムゴムの〜パァッチ〜ン! いっけぇ〜っ!」
「壱寸! 何してるのよ?」