表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

血濡れの月

作者: 宇涙橋玄斗

異界の扉が開くとき


月は妖しく輝く


そう・・・・まるで・・・


血に濡れたかのように・・・・・



魑魅魍魎が跋扈して百鬼夜行と相成れば

血濡れの月が顔を出す


今宵は百鬼夜行

魑魅魍魎の『祭』だ

ニンゲンさんはお断り



人の子、交じればタマシイ喰らう

その魂魑魅魍魎の糧となりて

発狂しながら死んでいく・・・




 百鬼夜行と云うのはその昔、妖精や幻獣、妖怪などのUMAが皆既月食の時に出現し、人間の魂を喰らっていたという民間伝承から推測されたものであり、しっかりとした『書』として残されていないため実際にそんなことが起きたのかと疑わしいモノがあったが懐疑論者によるいくつもの検証が行われ、百鬼夜行が起こる可能性が高いことが示された。

 また、口伝による伝承を書き記した物によると『発狂して死に至り、その魂は魑魅魍魎の糧となって――――――(判読不能)』とある為、各国首脳は対策を迫られることになり、この星を護るために国際連合とは異なる地球自治組織が必要になるのではないかと言う議論が加速した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ