突然の逮捕
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「運営仕事しろよ」
アシエルオンラインにログインした大学生の高梨和也は、相変わらず文字化けした画面にあきれ返った。
イベント初日、いきなりアシエル・オンラインのサーバーが落ちて二日目。SNSの告知では、今日の五時には復旧予定だったはずだが、今はもう六時だ。
「んだよ、クソ運営。アリエル取れなかったらどうしてくれんだよ」
今までの対応から考えても、どうせ詫びなんて期待できない。ならせめて、イベントぐらい平常通りにさせてくれ。
怒りに身を任せて、F5連打。連打。連打。
3度目のF5、さっきまでの文字化け画面から切り替わって、青一色に変わった。
『アシエル・オンライン、はっじまるよ~っ!』
甘ったるい声が部屋に響いた。
青一色のままで。ゲームスタートのボタンも、ディスクトップの斜め上にギリギリ収まるぐらいで配置されている。
「……バグってるよな。あきらかに」
スマホで他のユーザーの反応を調べてみても、まだ繋がった様子ではないどころか、復旧の延期が告知に炎上している始末だった。
俺だけ特別に繋がったとか?
そんな馬鹿なことがあるわけがないと思いつつ、和也はスタートボタンをクリックした。
「なんだこれ?!」
読み込みの後、表示されたのは数字の羅列だった。
ウイルスに感染したのか!
とっさにF5を連打するが、数字は消えない。それどころか羅列はアルファベッドに変わり、さらにキリル文字、漢字、ハングル、様々な言語に切り替わって行った。
「やべぇって、これ――」
表示された文字に焦った和也は、ノートパソコンを裏返して、バッテリーを外した。
画面が消える。
もう一度バッテリーを付け直して、電源を入れれば、パソコンは通常通り起動した。
ウイルス対策ソフトを起動させて、検索をかけてみる。
結果は、いくつかクラッカーを検出したが、悪質なウイルスの類は検出されなかった。
「……大丈夫だよな?」
とりあえずその日は、もうパソコンを使う気にはなれなかった。
それから二日が経った朝、不正に交通管理システムにアクセスした容疑で和也は逮捕された。