表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/166

只では死なぬ

夢で疲れると、損した気分になります…

 ジンは吠える。ひたすらに!生きる為に!がむしゃらに!


「俺はまだ死ねない!まだ返してない!まだまだ届いてない!」


 恩を返したいと、力を届かせたいと叫んで叫んで

 そして何かを感じた。


「…皆の気配?まさか近くに!」







「夢か!」


 ムウは確信した。どれだけ考えても、自分の体調と、感じている時間の差が違う。悪夢を見た時の感覚に近い。


「でもどうしたら…」







「飽きたわ…もう良いかな?」


 ツバサは、ジンとムウの僅かな覚醒の兆しを感じ取った。

 力を解放する。


「覚悟しろ」







「ツバサ?」


 アヤメはツバサの力を感じ取った。


「動き出した。私も力を半解放なら!」


 ツバサに預けてしまった力は無理だが、ツバサは半解放位なら出来るように残してくれた。


「ありがとうツバサ。」







☆☆☆☆☆


「何じゃ?」


 ツバサの背中から羽が生える。光の羽と純白の羽が。

 アヤメの背中にも、純白の羽が六枚と頭に四枚生える。


「神だと!?」


 2人を縛り付けていた鎖が、弾け飛んだ。

 カッと目を開く2人は、ジンとムウを解放する。


「悪い。待たせて貰った。」

「ごめんね。遅くなった。」

「ケホッ!大丈夫。」

「くっ!待った?」

「ジン、ムウ何か感じただろう?」

「「あ!」」

「あれを待っていた。」

「ツバサ、ここまでしなくても!」

「なら、アヤメが半解放しろ」

「う!」


 アヤメはツバサの正論に、二の句が告げず、2人に治癒を施した。


「アヤメも出来たんだ!」

「私のは半解放よ。」

「いや、私も全部は解放していない」

「「「ええ!?」」」

「それより、敵を」


 ようやく復活した皆に、悪魔の方を指差す真王。


「何あれ?」

「悪魔よ。」

「あれがですか!」

「そうよ。」

「あの伝説の悪魔!?」


 真っ黒な人型の、不格好な姿にボロボロのコウモリの羽が有り、額に赤いコウモリの刻印が有る。


「ジンとムウも知って居ろう。あの刻印の意味を。」

「「はい…」」


 悪魔が相手ならば、学生には何も出来ないと判断した2人。


「ヒヒヒ…神族か…殺せば…」

「黙れ!」


 真王の言霊が、悪魔の体を縛る。


「ジン、ムウお前達も戦える。感じたろう自分の内に有る物を…」

「あれか!」

「まさか!」


 何故か理解出来る、自分の内の力に戸惑いながら、力を解放した。

 ジンからは、魔力が溢れ、大剣を持つ手に力が溢れる。

 ムウは、頭が冴えて直ぐに現状を把握出来る。


「おはよう、英雄、大賢者。」

「英雄の力なのか?」

「澄み渡る全てが…」


 ジンが悪魔に向き直る。ムウは静かにジンの後ろから観察する。


「やってみろ!」

「ああ!」

「ジン、あいつは感情を喰うみたいだ。近付くな!」

「賢者様、サポートよろしく!」

「貴様ら調子に乗るなよ!」


 ジンの大剣が炎を纏って、悪魔に迫る。

 悪魔の手から闇が近付くが、ムウの光の矢で打ち消される。

 大剣を当てず、炎を飛ばす。

 悪魔は避けたが、いきなり炎が蛇の形になり食らいつく。

 燃えながら、暴れる悪魔にムウの聖なる槍が突き刺さる。

 更に大きな炎の蛇が食らいつく。


「ぐあああーーー」

「すげー今までと違う!」

「動きが良く分かる。」

「このーーー」


 いきなり悪魔の力が膨れ上がった。

 皆身構えると、突然悪魔が爆発した。

 突風と闇が勢い良く迫るが、真王の羽の羽ばたきで相殺された。

 赤いコウモリの刻印だけ、残して悪魔は消えた。

 確認した後、皆が力を抑えて元に戻った。


「何だ?」

「置き土産を残して行ったみたいだ。」

「ムウ~正解~」

「解除しないと」


ドドドドドドッ


 王国騎士がやってきて、国王が前に出て来た。


「無事だったか…」

「国王様、悪魔は消えました。」

「なんと!?倒したのか?」

「置き土産を残して、自ら消えました。生きては居ません。」


 アヤメが報告して、地面を指差す。いつの間にか館が消えていた。

 ジン、ムウは最初驚いたが、良く考えたら理由は分かった。

 悪魔が作ったのなら、悪魔が消えたらそれも消える。それだけの事。


「これは?」

「地脈を汚す刻印でしょう。解除出来ますか?」

「専門家も連れてきた。任せよ。二週間も戦ったのだ疲れて居ろう。」


 二週間だと、初めて知った一同は、糸が切れたように崩れ落ちた。

 慌てて、救護班が駆け寄って治療の為に王宮に向かった。

 解除班と、少しの兵を残して、軍も王宮に戻った。

 〈レジェンド〉は、この国の英雄として、大切な客人として迎えられた。

 この事は直ぐに世界に知れ渡った。

 ジン、ムウのギルドカードはSランクに上がっていた。







 翌日目を覚ました一同は、二週間絶食だったのでお粥を食べている。


「うまい!粥がうまい!」

「幸せ~」

「生き返る。」

「美味しい。」


 絶賛お粥食べ尽くし中。メイド達も苦笑して居る。


「あの悪魔~自害なんて~許せない」

「奇遇ねツバサ。只では殺さないと決めてたのに。」

「そうそう~」

「2人共怖いよ!」


 後ろに般若が居ます。怖いです。


「ジン、ムウ明日から特訓よ!」

「何で!?」

「魂の~力に頼ってばかりじゃ駄目~使いこなせないなら宝の持ち腐れ~」

「あれでも駄目?」

「只頼っただけで、自分なりに工夫して使って無いじゃない。そのままだと、力に振り回されるわよ。」

「なるほど!」

「よろしくお願いします。」


 力の扱いが下手だと、自分を傷つけてしまう程に強い力。最初に力を使って戦ったのが、低級悪魔だったから上手くいっただけなのだ。

 中級レベルからは、振り回すだけでは意味がないし、逆に利用される。

 覚えて行かないといけない。力の全てと使い方を。


「にしても、いきなりお客様扱い…」

「ジン、不満かしら?」

「いや、随分違うなと」

「国なんて~こんなもん」

「そうですか…」


 一同が目を覚まして驚いたのは、至れり尽くせりの状態。

 与えられた部屋も豪華。食事もいつでも、なんでもOK、すれ違った人は、メイドや使用人は頭を下げて、騎士は敬礼、王族貴族からは礼を言われた。

 最初の対応と、大違いで皆が丁寧に接してくる。


「大陸中に知れ渡ったらしいわ…」

「マジ!俺すげー!」

「単純だね~多分、厄介事も漏れなくついてくるよ~」

「うげ!」

「ふん。お調子者が。」

「うるせーよムウ!」


 まあ、魂の継承者だから絶対に厄介事に巻き込まれるけどと、アヤメとツバサは心中で呟いた。


「二週間なんて、実感無いな…」

「精神的攻撃なんて、そんな物よ」


 精神的攻撃に対して訓練をした者も、『絶対嫌だ』と言う程に、エグい。

 訓練しても、慣れるだけでダメージはもろに受ける。最悪廃人になる。

 死ぬ事が出来ないから、余計に辛い戦いになる。

 今回の悪魔は、絶望の感情を食らうタイプだったので、ある程度絶望に瀕したら、感情を喰われて廃人まっしぐらだろう。最近見つかった遺体は、廃人になってから捨てられ、その後死んだのだろう。捨てられたのも最近だろう。

 新しい獲物が来たから捨てたのだ。


「流石に訓練受けてても、きついわ…」

「案外平気~」

「受けたんだ…」

「流石師匠です。」


 アヤメもツバサも、精神的ダメージの訓練は受けたからこそ、あれだけ冷静になれただけだ。ツバサに至っては、ほぼダメージ無し。遊んでたしね…。


「あの刻印はどうなった?」

「まだ知らないわ。」

「聞きに行く~?」

「行きましょう。気になります。」


 食べ終わった一同は、王の執務室に向かった。因みに、出入りも許可されているし、武器も預ける必要も無い。

 かなり、信頼されたらしい。





「今も解除班が必死になって解除を試みて居る。かなり、強い力らしい。」

「まあ、死に際の置き土産ですから。」


 いまだに奮闘していると、王は苦笑いを浮かべる。昨日倒れた子供達に、まさか今日心配されるとは。

 しかも、第一印象があれなのに。


「解除なら~出来なくも無いよ~」

「そうね。」

「またまた驚いたわい…」


 刻印…呪いと言った方が適切だろう、それを解除するには、膨大な知識、経験、集中力、干渉出来る程の魔力、精密なコントロールが必要になる。

 この歳で、しかもまだ本調子でも無いのに、簡単に出来ると言ってのけた。

 驚いて当然だ。


「沢山訓練しましたから。」

「大変だったね~」

「そ、そうか。しかし、今回はこちらでやろう。いや、させてくれ。あんな無理難題を押し付けて、尚こんな大変な事は頼めない。悪魔相手ならば、軍の者でも難しかった。感謝して居る。」


 そう言って頭を下げる王に、ジン、ムウは慌てて頭を降った。


「いやいや、受けた依頼だ…ですから」

「当然の事だ…です」

「2人共、無理やり言い換えなくて良いから。意味ないもの。」


 ジンはともかく、何故かムウも敬語は苦手らしい。本人曰わく、師匠と認めたアヤメとツバサには、普通に敬語が出るらしい。〈ガイス〉のお国柄かもしれない。


「気にしなくて良い。わしも、堅苦しいのは苦手だ。」

「あはは…」

「すいません…」


 王の本心だったが、気を使って貰ったと思ったらしい2人。


「では、お言葉に甘えさせて頂きます。」

「ありがとう~」


 アヤメはもともと敬語が癖で、ツバサはあんまり気にしない性格みたいだ。

 もちろん、必要ならツバサも敬語を使うが。


「うむ。怪我の具合と、体調が良くなるまで、ここで療養すると良い。国の屈指の医療チームも居るしな。」

「はい。ありがとうございます。」


 応急手当てをアヤメが行い、医療班の治療を受けたが、まだ回復しきれていない。主に精神的な面で。

 二週間の絶食も、体に応えて、ジンとムウは顔色が良くない。

 アヤメとツバサは、昔絶食の訓練までした事が有るらしく、粥でだいぶ回復した。


「あのさ、何の訓練?」

「拷問よ。」

「聞かない方が良いよな…」

「そこまで酷く無いよ~断食、針、切り傷、焼き鏝、一週間の不眠、精神の破壊、後は…」

「ストップ!」

「やり過ぎです。」

「どんな幼少時代だったのだ…あり得んぞ…軍でもやらん」


 ジン、ムウ、王が慌てる様子に、不思議そうにしているアヤメとツバサ。

 有る意味凄い。


「普通だとは思わないけど…そんなにびっくりする事かしら?」 

「良く分からない~戦場に身一つで放り込まれた時は~流石におかしいと思ったけどね~」

「身一つ!?」

「黒歴史が凄い。」

「…親を叱ってやりたいわ!」


 普通は通じないと、改めて実感したジンとムウ。

 どうなっていると、頭を抱えた王。後ろに居る近衛兵は、真っ青になって居る。


「とりあえず、ここでは何でも言ってくれ。出来る限り、手を尽くそう。」

「ありがとうございます。」


 一同は頭を下げて、執務室から出て行った。

 後で、この話が何処からか城中に広がり、皆が自分の人生に感謝して、そしてアヤメとツバサに労りの視線を送って居た。 気付いて無かったが…







 3日間、お世話になってようやく調子が戻った一同は、学園に戻る事にした。

 盛大な見送りに、一同は少し引いている。昨日の晩餐会でも一同は固まった。


「何か有れば、頼ってくれよ」

「ありがとうございます。」

「依頼の報酬は、学園に渡して有る。」


 もともと、校長からの提案だったので、依頼主も校長になって居る。

 学園に既に報酬は送ってあって、失敗した時は学園ギルドに回るようになって居た。


「依頼完遂の書類を渡そう。」


 本来、書類は必要無く、ギルドカードが記録しているのだが、依頼主の評価が上乗せされる場合は、書類を冒険者が受け取り、ギルドに提出する事で、ギルドからも報酬が出る。ギルドの名が上がるから、らしい。


「ありがとうございます。」

「あと、これを。」


 渡された物は、〈フラウニア〉の自然豊かな国柄から取れる、高値の薬草がてんこ盛りに入った袋。

 冒険者なら、とても重宝する、なくてはならない薬草で、なかなか見つからず高値で取り引きされている。

 〈フラウニア〉の切り札だ。


「良いのですか?」

「もちろん!この薬草もギリギリ保護出来ただけで、あのままでは全て枯れる所だったのだ。御礼にはちょうど良い。」

「ありがとうございます。」


 一同は御礼を言ったから、国を出て森に入って直ぐに移転魔法を使って戻った。何故森なのかは、いきなり国内でやったら、大騒ぎになるからだ。







 一同が寮に戻ると、エリナ先生が出迎えた。

 半泣きになっていて、一同が驚いてあたふたしてしまった。


「全て聞いたわ。無事で良かった♪」

「ご心配おかけしました。」

「良いわよ☆校長先生が待って居るわよ♪後、お疲れ様。ジンとムウはランクアップおめでとう☆」

「ありがとうございます。」

「ありがと!」

「どうも。」

「ただいま~」


 各自、エリナ先生に挨拶をしてから校長室に向かった。


「ご苦労様じゃ!ほれ!」


 書類を渡すと、分かって居ると言わんばかりに直ぐに報酬を差し出す校長。

 約束通りの報酬に50万プラスされている。


「完遂の上乗せと、わしの気持ちじゃ」

「ありがとう!」

「銀行行かなきゃね…」

「だよね~」

「そうですね…」


 ジンは大喜び、アヤメとツバサとムウは、ちょっと困った顔で受け取った。

 山分けにして、各自銀行に走った…







☆☆☆☆☆


「ツバサちょっと良い?」

「アヤメ?どうした~?」


 ツバサの部屋に入って、ベッドの腰掛けるアヤメ。隣りに静かにツバサも座る。


「あのね…」


 ちらっとツバサの様子を見るアヤメ。ツバサは只静かに微笑んで居る。無言で先を促す。


「今回の戦いで、覚悟を決めたわ。先延ばしにするのは止める。もう、大丈夫よ。自分の力を受け入れるわ。」

「良いんだね?」

「私の力は、全てを無くして、作り直すだけだと思って居たけど、そうじゃないと分かったわ。人間も、案外面白い生き物ね。あんなに、成長が早いもの。後悔したのは、取り消すわ。」

「そう。なら、消さない?」

「ええ。」

「分かった。返すね。」


 立ち上がったツバサに、つられて立ち上がるアヤメ。

 ツバサが両手を差し出すように、前に出すと、光が生まれ、美しいレイピアの形になった。本物ではなく、力の塊がレイピアの形になった物だ。

 アヤメは両手で受け取る。手に乗って直ぐにレイピアは光に戻り、アヤメの胸の中央に入っていった。


「確かに、返したよ。無と、創造の力を。大丈夫?」

「平気よ。久しぶりに力を感じるわ。ありがとうツバサ。」

「どういたしまして。」

「ねえ、アバターは…」

「全て消したよ。」


 ツバサの精神世界は、アヤメの力を封じる為に創られた世界なので、既に意味が無くなった。だから、渡すと同時に消し去った。


「くだらない理由で、押し付けてごめんなさい。」

「迷いは、大切。特に長い時を生きる、私達には。」


 アヤメが力を拒んで、この世界に降り立ち、ツバサが追い掛けて、降り立った。

 神族の世界で、アヤメは人間を作った事を悔やんで居た。片割れの、有と創造を司る神と、ツバサの説得から、消すことはしなかったが、どうしても気になって自ら世界に降り立った。

 世界を壊して行くだけの存在ならば、消すことも辞さないと考えて。

 結果的には、壊して行く存在だが、まだ改善の余地有りと、判断した。

 僅かだが、世界を守って行こうとする人間も居たから。

 悪魔相手に、引かない者達に、僅かな希望を残した。


「前からそうだけど、全て自分のせいだと思う必要は無い。私も、散々悩んだのだ。世界を作った事を…」

「そう。」


 ツバサは、世界の始まりと終わりを司る神。そして生と死を司る神。

 一番長く生きながら、一番多くの悩みを抱えて来た。

 もちろん、ツバサより長生きなまだ見ぬ神が居るやもしれないが…。


「本来ならば、悪魔は人間が片付けるべき存在だが、不可能だな。」

「そうね。悪魔は人間の欲…負の感情から生まれた生き物。人間が居る限り、殲滅させてもまた生まれる。」


 長き時、神や天使と戦い続けて居る、悪魔。絶対に神が負ける事は無いが、世界のバランスが掛かって居る為手は抜かない。神の作った世界で、生まれた悪魔に勝ち目は全く無い。

 人間が消えたら、悪魔もゆっくりと消える運命に有る。

 欲の塊の悪魔は、それでも世界の軸を欲して、また人間の負の感情と言う餌を欲して、争いを生み出す。

 それでも人間を消さないのは、神の三柱で有る、三大王の慈悲である。

 神にとって、生き物は全て自分の家族みたいな感覚なのだ。消したくないのが、本音だが、残念ながら今までも、進化の過程で知恵をつけ、支配しようとして消された生き物は居る。

 そのたびに、世界の神は悩み苦しみ嘆いて居た。

 だが、三柱にそのような感情を出すのは難しい。下の者達に動揺が広がる。

 今回のアヤメの行動は、異例で有り、仕方無く、下界に降りるなら悪魔の居る世界にと、制限を真王がつけた。

 降りる理由が有る世界に行かなければ、混乱が起きる為に。


「悩むなとは言わぬ。だが、考えて行動してくれ。王の座に有る者は、弱音を悟られてはいけない。世界のバランスを守って居る、私達ならば尚更。それに、三柱同士ならば、何でも言えるだろう?あと、自分で選んだ近衛にも。」

「そうね。溜め込み過ぎたわ。これからは相談する。」

「この話は終わりだ。ああ、本当の神族としての姿は、晒すなよ。」

「分かっているわ。」



 神は、神の悩みを抱えて世界を守る。

 もちろんこの世界も例外なく…

ご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ